クルーズなら食べ放題、遊び放題 -2ページ目

クルーズなら食べ放題、遊び放題

まあそうおっしゃらずに、覗いてください。順を追った旅日記ではなく、思い出すままにあれこれお話します。


クルーズなら食べ放題、遊び放題

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11万6000トンと聞いても、ピンときませんが、廊下の向こうが霞んで見えまる大きさです。(^_^;)

船の長さは290mだそうです。日本船最大の飛鳥Ⅱは5万トン、241mとのこと。


エレベーターホールは中央と船の前方後方の3箇所にあります。それでも、忘れ物を取りに部屋に戻るのが大変だったりします。なぜなら、廊下が船の前後部貫通しているとは限らないのです。フロアによっては、上や下に移動し、それから水平移動します。今回はエレベーターの近くだったから楽ではありました。


この航海は、とても穏やかな海でしたが、1日だけこの廊下をまっすぐ歩けない日がありました。私も家内も、人様よりも船酔いには強いようです。


そんな家内も、二十代、友人のヨットで酔ってから、船には二度と乗らない宣言していましたから、元来強いわけではありません。私は酔ったことはありません。でも、揺れるのいやですよ。


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阪急交通社主催のウエルカムパーティがありました。


添乗員は1号車から9号車からの8名。それに阪急交通社の助っ人・お偉いさんやこのお船元来のコーディネーターや、プリンセスクルーズ社の日本代理店の方など、相当な数のスタッフでした。

添乗員にとって、何事もなければ、クルーズはおいしいお仕事です。毎日バスなどの強行軍に比べれば。。


ちなみに4号車はなし。


このお船も13階はなし。、12階のすぐ上は14階です。


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ラインダンスのレッスンもありました。


家内に言わせれば”西洋の盆踊り”。つまり、テンポ、リズムさえ合えば、振りのパターンをチョイスして皆で踊れます。フラや日本舞踊なら、曲と踊りが緊密に結びあっていますが、これはそれがゆるいようです。また、パートナーも要りません。


ちょっとトリッキーな動きが楽しいです(できるようになればですが)。単純ちゃー単純。


曲はポップスはもちろんですが、カントリーが多いようでした。


宝塚歌劇のラインダンスとは別物です。カントリーラインダンスというべきですかね。


皆で踊るのは楽しいです。





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この航海中、社交ダンス教室なるものが3回ありました。年余に亘って、ちゃんと習っている人からすれば、ちょっと面白くなかったかも。


しかし、僅かの時間ですから、速攻、即席もやむを得ません。


上の写真はメレンゲ。後日、チャチャやサルサの教室がありました。そう、ラテンですね。この教室レベルならばジルバが踊れれば、全部いけます。


もちろん先生は英語です。言葉は通じなくても、見よう見まねで大丈夫。


習ったダンスを実践する場所は幾つもあります。日本のかつての風営法のごとく、フロアは何平米以上なければならない…などという規制はありませんから、音楽といくばくかのスペースがあれば、踊り放題です。


しかし、きっちり踊っているのは、日本人ばかりだったかも。


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上はカメラマン(女性ですが)、下はウエイター氏です。髪がないので、黒点を書き添えました(;^_^A。


この船のスタッフは皆陽気で親切でフレンドリーです。アメリカンです。船会社はアメリカですが、スタッフは34カ国からとか案内していました。概していわゆる発展途上国の方々からすれば、いいお給料なのだと思います。


フィリピンやインドネシアは言うに及ばず、ルーマニアとかマケドニアとか、いろんな訛りの英語も聞けます。


下の写真の彼とは張り合ってみましたが(腕も広げて)、全く歯が立ちません。私に限らず、残念ながら平均的な日本人のフィジカルな面の劣等感を覚えずにはおれません。せめて教養や立ち居振る舞いなどを磨こうとは思うのですが、我先にエレベーターに乗り込む同胞や、ハローの一言を言わない人をみると、恥ずかしくて暗澹とします。


ただ、直近のアンケート調査では、宿泊客としての日本人の人気は世界一のようではあります。






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ディナーの席は決まっています。お船によっては、お好きなときに、お好きな方とという方式もありますが、今回は阪急交通社のツアーでしたから、レストランには日本人の集団の一角がありました。


ただ、朝食や昼食は、ウエイター(正確にはメートル・ドテル)が案内してくれる席になります。別にビュッフェスタイルのレストランもありますが、そちらは自由席。


あるお昼の席でご一緒した左の女性はバンクーバーの英語教師(中華系)。実は私、この方の職業を言い当てました。実に解りやすい英語でした。会話ダイアローグが弾みました。


自分の英語力がアップしたかと思うくらい。


生きた英語を肌で感じ、きれいな発音、言葉の使い方、、を学べるのもクルーズならです。


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レギュラーコーヒー(アメリカン)なら無料ですが、カプチーノなどは別料金です。ただ2ドル程度ですから、高くはありません。


それでも、飲み物専門のウエイターがいたりするし、2000余人の船客がいますから、バリスタもいる(成り立つ)のかも知れません。


まろやかな風味や、業務用マシーンでしか出せないきめの細かいフォームドミルクは、やはりインスタントとは別物です。


このデザインカプチーノ(ラテアート)はシンプルな模様ですが、ハートや鳥などいろんなデザインがありますよね。



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イギリス料理とか言われます。ある日の昼食でした。勿論いろいろ選べる中からのチョイスです。


タラやオヒョウ、カレイなどの白身魚のフライに、日本風にいうとフライドポテト(アメリカならフレンチフライ)を添えてあります。今日はの場合アラスカだし、大きさからいってタラかな。ある意味ファスト・フード。


イギリスでも、サンフランシスコのフィッシャマンズ・ワーフでも食しましたが、ケチャップをつけて食べたり、山盛りだったり、ビーンズを添えてあったり、これでもバリエーションがあるようです。この場合はお上品で、量は私にはちょうど良く、タルタルソースでした。


こんなんが、いくら食べても別料金が発生しないんだから、やっぱりクルーズは特殊な世界です。


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レストランはいくつもあるけど、いわゆるディナーを楽しみたければ、それなりの雰囲気、サービスのところがある。


椅子を引いてくれ、厚手の表紙のついたメニューを持って、きちんと着たウエイターがオーダーを聞きに来る。


毎晩、いわゆるフルコースである。


太る。。。。。。。。。


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飛行機なら、普段かさばると困るので、用に臨んで膨張する方式のものであるが、お船では、安価で信頼性が高く、経年劣化しないこのタイプのものが使われる。


各キャビンに、人数分あるのは勿論、パブリックデッキのあちこちにもこれが入った大きな箱が置いてあったりする。


前述のように、乗船24時間以内に、この使用法や、集合場所などに関するドリルが義務付けられている。スタッフはおおまじめであり、いつもはやさしいクルーも、この時ばかりはきつく整列を求め、点呼をなす。


この度は、阪急交通社のグループのみを集めて、レストランで着座したままでの実習であったから、楽ちんであった。


笛や、濡れると自動点滅を始めるライトが備わっている。飛行機のもののように膨らますためのパイプはない。中身は発泡樹脂だから。


お世話人にはなりたくないものだ。