タイタニックの例もある。いくら現代のメガシップといっても、何があるかわからない。しかも、乗客は中高年が多いから、中には耳が遠いお方もあろう。
緊急時に光でそれを知らせる装置が電話機から延びている。
いざと言うときには、キャビン備え付けの救命胴衣を着けて、所定の場所に集合することになっている。
乗船24時間以内に、緊急避難訓練することが定められているのだ。
船内にはいたるところに電話機がある。だから、キャビンで待機しているパートナーを電話で呼び出すのはいとも簡単である。基本、階数と部屋番号をダイアルする。例えば12階の402号室なら、12402など。
キャビンには置時計・掛け時計はない。
電話機に時刻が表示されており、時差調整も中央でされるから、腕時計はこの時刻に合わせるのだ。
これをきちんとやらないと、集合時刻に遅れたり、まだ誰も来ていなかったりする(_ _。)
