インドネシアへ行こう 5 怒涛の週末 2 | Fancy days

Fancy days

++ SUPERNOVA ++




呆然と目の前を通り過ぎていくタクシー。

次々来るのに・・・




わたしは乗れないの・・・泣




気分は家なき子。

または母を訪ねて三千里?




一つのタクシーのおっさんが
わたしの前で車を止めて、
「タクシー?」
と聞いてきた。




わたしは必死でインドネシア語で現状を説明し、
ホテルに行けば両替できるから、ホテルまで乗せてって。
と、哀願した。




インドネシア語で



ってとこがポイント。
かなりひどいことになってたと思う。




"わたしの荷物、人質にしてもいいからさ~"
と心では思ったけど、冷静に考えて、

それはないな

と口にするのをやめた。
けど、それくらい、緊迫した状況。




運転手さんはわたしの行き先(ホテル名)を聞いたら
すんなりと乗せてくれた。
さすがNOVOTEL。
有名だね(笑)
しかーも。
わたしが日本人と確認する前に、乗せてくれたのですよ。
ホテルの名前の力ってすごいなあ・・・




なんとかタクシーに乗り込み一安心。
そして はたひらめき電球 と気づく。




もし、直前で降りたらどうするツモリだったんだろう?
こいつなら何とかなるって思われたのかなあ・・・

ってか、そんなタクシーの運転手・・・大丈夫?




タクシーに乗れたと思ったら今度は恐怖心。

図々しいにもほどがある。

でも、そんなもんだよね?




チラリと前を見ると、メーターがない・・・




え?



これは、これは、もしや・・・




ぼったくられる?




さっきそれでもいいと思ったことは
既にどこかへ消えている。




不安に思ってさりげなく、
「メータは?」
と聞いてみた。
「エアポートタクシーだから、メータはないよ」
と言われた。



・・・そういえば、そうだよね。
一定先払い料金で走るんだもんね。

でもさ、わたしは、正規手続きしてないから、

ある意味、言い値なわけよ。。。

心配なんだけどなあ・・・




「金額はいくら?お金、少しならあるから、足りるかも」
3年前で50,000ルピアだったから、

足りるわけはないのだけど、
一応言ってみた。
「××8,000ルピア」



ん?




わたしは数字が10以上はイマイチ覚えられていなくて、
12なのか20なのか、15なのか50なのか、
表示を見ないとわからないという馬鹿者。




今運転手が言ったのは
17?70?
どっち?




冷静に考えて
178,000ルピアだったら、高すぎ。

高級ホテルの食事以上の価格。
明らかに、ぼったくられてる。




多分表情に表れていたんだろう、
運転手さんは、前の乗客のレシートを見せてくれた。



おぅ。

78,000ルピア。



良かった~~ん。




ほっと一安心ラブラブ
それにしても値上がりしたな。
と外の景色を見ながら思っていたら、
ココで始めて




「何人?」
と聞かれた。
日本人と答えていいものか?




中華系が多いこの国で”中国人中国”を名乗るのは、ちょっと怖い。
もし、この運転手に中華系の知り合いがいたら・・・
ちょっと中国語話してみてって言われるたら、話せないし。
かと言って、”韓国人韓国”と言うには語彙が足りなさ過ぎるし。




「日本人です」

とフツウに答えた。




その後は、なんだか色々話しかけられたけど、
イマイチわからず、外を見ながら適当にうなずいていた・・・




ら。目




「タクシー ×× takut?」

と聞かれた。



takut・・・takut・・・



前は使ってた言葉だな。
何て意味だったかな。




takut・・・takut・・・




覚えたインドネシア語は数少ないのに、
既に忘れてしまっている・・・
悩みに悩んで・・・何とか思い出した。



怖い”だ。




「怖くない」

かなり長い沈黙の後だったので、
運転手にスルーされた・・・

がんばったのに泣




その後も運転手は、
「ココは新しいモール」
だの何だの話し続けていた。
わたしも適当に
「へー」
とか答えてた。

もしものために?愛想よくあせる

そしたら、



「お金が無くても 感謝のなんたら でいいから。」




と言っていたが意味がわからない。
何を要求されていたんだろう?
そんななんだかわからないものを要求しないで、
お金払わせてくださいよあせる




ホテルへ着いて、持つもの持って、
大きいスーツケースはホテルの人に任せて、両替へ。




「先にチェックインしてください」




なにぃ?むかっ
泊り客以外、両替も出来んのか?

今夜泊まるのわかってるのに!DASH!



いらいらしながらチェックイン作業の終了を待つ。
チェックインが終わったら今度は両替の書類の作成。




この間にボーイは3度ほど、
「タクシーの運転手待ってますけど・・・」
話しかけてきていた。




「わかってる。だから、両替中なんだってば!
 あのフロントの兄ちゃんがぱっぱと動けば払えるの!!」
と言いたいのを押さえ、
「わかってますー。ごめんなさいね」
と答えた。
にっこり笑ってのツモリだったけど、多分半笑い状態だっただろう。




そしてなんとか両替を終えて、運転手にお金を払い終えた。




はー凹