お散歩 | Fancy days

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++ SUPERNOVA ++






花は越後の雪椿

なんてね*・∀・*




やこっちとわたしの五感は、
鋭いのだろうか?鈍いのだろうか?




二人で歩いていた雪の日曜日の出来事。




「甘いにおいがする」
「あー、カフェでもあるのかな?」
「・・・あった。」

前はよく行っていたカフェがあった。
まあ、道が分からないわたしだから、こんなことがあるわけだね。

方向感覚はホントやばすぎるくらいだめだから。

20才になるまでセントラルパークとナディアパークは

地上部分をセントラルパークと呼び、

地下部分をナディアパークと呼ぶ

と、思い続けてたくらいだからね。




現在はカフェ部分はチョコレート専門店になっていて。
お茶を飲んだり、ケーキを食べたりは出来なくなってしまったようだ。
残念・・・




またしばらく歩く。




「・・・ギョーザのにおいがする」
わたしが言うと、
「ああ、するねえ・・・」
とやこっち。
どこの家から香ってくるのか分からないまま100メートルくらい歩いた先に、
中華屋さん発見。




「ここから?」
「やけに遠くない?」
確かにギョーザの香りをかいだ場所とお店の位置は
坂道のVの一番したの点をはさんで同じくらいの位置だったけど???
自分たちの嗅覚がソコまで優れているとは思えないので
「多分どっかの家のお昼だったんじゃない?」
時間は15時くらいだったけども、それでカタがついた。




しばらく歩いて堤防沿い。




「あー。寒い」
「風がスキー場の風みたいだもんね」
「なんか、冷たいよね」
「でも雪はあったかい感じだよね」
とけてくると寒いけど、降り積もっててくれてる間は
光を乱反射してくれるので暖かい。

こんな風流を敏感に感じ取れる辺りが嬉れしい。




犬の散歩の人とすれ違った。

「・・・なんかサガッシーみたいな人だったね」
サガッシーとは某不動産屋のCMに出てくる犬のこと。

サガッシーといっただけですぐにお互いそれが思い当たる辺り・・・
「服の色とか、考えれば良いのにね」
「子供が来たらかわいいけどね。」
「白地に赤と黄色の極太ラインて・・・」




橋を渡る際、サガッシー人の居た方をふと見る。
「まだ見えるし」
「こんなに遠くまで見えるんだね」
わたしたちはお互いコンタクトレンズ。
目がいいとはいえない。
・・・さすがサガッシー。目立ってなんぼ??




そして。
犬の落し物の吸引力にやられた後・・・
「やー、無意識にフラフラ行っちゃったね」
「恐ろしい吸引力だね」
「魔力だね」
なんて話しながら歩いていると・・・




「うどんのにおいがする」
「かつおだしだね」




辺りを見ても、それっぽいお店はない。
お酒屋さんと、ベーカリー・・・




「あ。アレじゃない!」
と、わくわくしたわたし。
うどんやさんぽい!!
「あ・・・違うね。あか・・・・」
赤という文字と、店内の様子から和菓子屋さんだなあと思った瞬間
浮かんだのは赤福。
「あか・・・めしって書いてある」




「”あかめし”?」
「うん。」
「”せきはん”じゃなくて?」




「!!」




「・・・そ、そうだね。赤飯だね。」
「気持ちは分からなくもないけどね」
「日本語教師失格だね」
「いや、よくあるって」



そうか?そうなのか?
言い訳に”あかめし”と言ってしまった理由を話す。
やこっちに
「まー、ねー」
なんてフォローされながらどんどん歩く。




「・・・和食屋さんだね」
1キロくらい先に発見。
「まさ、ここからかつおのにおい?」
「いや、違うだろう?」



多分、これは違う。
またどこかの家庭の鰹節の香りを嗅ぎ取ったんだと思う。




はてさて、わたしたちの感覚は、いったい?
ある意味鋭いけど、ある部分とんでもなく鈍いのかも。




そろそろあたりも暗くなってきたころ。
「今日のベストはあかめしだね」
「・・・そ、そうだね。」
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