贖罪 | Fancy days

Fancy days

++ SUPERNOVA ++

壊れたのなら、痛くなかった
壊されたから、痛かった


「なんで?ひどいよ・・・」
「ひどいって、知ってるじゃん」



手の中から奪われて
つながれていた鎖を
引きちぎる手は、指先は、
音もなく
簡単に
回っていく


返された半分を
握り締めるしか
できなかった


こっちを見たあなたの顔は
笑っていた



「ごめんね」って抱きしめて
「泣かないで」って髪をなでれば
いつもみたいに

許してもらえると、思ってた?



膿んでいた傷に
棘で触れたあなたを、
許せるほど、やさしくない
笑いかけるほど、大人じゃない


罪は罪
罰は罰


犯した罪を償うために
与えられる罰


わたしが犯した罪

あなたが犯した罪


裁くのは

量るのは
だれ?