20年以上、空き家で放置しておりましたニッポンの家を、

いよいよどーにかせなあかん!

というワケで、手を入れる事となりました。

 

建て替えを含めいろいろと検討しましたが、

大人の事情で新築への建て替えはできないので、

リフォームするしか手立てがないのですが、

日本は地震も心配されることから、リフォームの場合でも耐震補強の必要性が出てまいります。

いろいろとリフォーム業者の方々に相談したのですが、

建物全体への耐震補強となると、強度計算から補強構造の工事まで、途方もない費用がかかってしまうことがわかりました。しかも、補強しても実際に地震が来たときに、絶対に崩壊しない保証まではできないので、新築に建て替えた方が得、とまで言われる始末です。

 

途方に暮れておりましたら、ある日新宿西口展示場で耐震シェルタの展示会を見かけました。

耐震シェルタとは、簡単に言うと、一部屋だけ丈夫に囲って、家がくずれてもとりあえず中の人が潰れないようにしよう、というものです。車で言えば、事故で転がっても中の乗員だけは守るロールバーだと思ってもらえれば、ほぼ間違いないでしょう。

 

耐震シェルタといっても、それほどメジャーではないので、業者によって内容も価格も様々です。

その中で価格も内容も担当者の対応も良かったのが、

まもルームという商品です。

株式会社カラフルコンテナ というコンテナを製造販売する会社が製造しており、早い話が部屋の中にコンテナを入れちゃおう、という商品です。なるほど、コンテナなら安くて丈夫なわけです。しかも、注文設計で工場で制作するので、現場での組み立ては半日もあれば完成してしまいます。

 

現場写真

材料は工場で加工されて部品としてトラックで搬入

 

部屋の様子 Before

 

部屋の様子 組立中

 

実際の作業は3時間程度で終了しました。

写真には写っていませんが、鉄骨柱の床下はコンクリートと鋼製束で基礎が作ってあります。

 

これで完成です。

チーム「まもルーム」のみなさん、有り難うございました。

 

このままでは鉄骨肌むき出しで、武骨なロボットのようです。

とりあえず色を塗ってみました。

 

いー感じに、鉄人28号がガンダム風になってきました。

 

でもまだこの穴が悪目立ちするので、

 

古い BOSE のスピーカーを埋め込んでみました。

 

エアコン、テレビも設置して完成

BOSEのサラウンドシステムの音響もバッチリです。

 

色も壁の色と同化して、とても良くなりました。