バングラデシュの日系企業で働く、または働きたいあなたにお贈りする、

「実践ビジネス日本語講座」

第2回目は「E-メール」

日系企業で働くとき、最も重要なスキルがE-メールです。
オフィースで隣の席に座っている人ともE-メールでやりとりします。
直接話しかけてはいけません。
E-メールを送信したら、プリントアウトして相手の人の机の上に置いておけば完璧です。
会議ではE-メールを印刷して持参しましょう。メンバー全員の分もプリントアウトして配ると喜ばれます。

書き方
相手に失礼にならないように、気をつけましょう。
まず宛先の相手の名前にはかならず敬称を付けなければなりません。
どんなに親しくなっても「John、」「Bob、」などと呼び捨てにしてはいけません。
また、役職は本当は敬称ですが、必ず「様」「殿」などの敬称をダブルで加えることをわすれないでください。
「山田社長様、」「田中部長殿、」
もし忘れて、「山田社長」と呼び捨て(?)にすると
「俺様を呼び捨てにするのか!」
と怒り出す社長もいるので注意してください。
二重敬称ですが、怒られるよりはマシです。

文頭に季節の挨拶も必要です。
いきなり本文に入っては失礼に当たります。
日本では四季がありますので、例え四季の無い国に住んでいても、四季が逆のオーストラリアでも、日本の季節に合わせた挨拶を忘れないようにしましょう。
ちなみに、日本の夏は7月8月で暑く、冬は12月1月で寒いです。

何でもEメールで書かなければなりません。証拠を残すために電話や口頭で済ませてはいけません
そして、とにかく長い文を書くことが良しとされています。
漢字を多く使って画面が真っ黒な壁のようになるまで長文で書きましょう。
その結果、何を言っているのかまったくわからなくなっても構いません。

 

最初に結論を書いてはいけません。結論は必ず最後に書きましょう。

結論に入る前に、必ず自分が悪くないという言い訳を長々と書きましょう。

言い訳を説明しているうちに結論が何かわからなくなったら成功です。

メールボックスは5分に一回は必ずチェックしましょう。
重要なメールが来ているかもしれません。
そのためには、リモートワークではなく、必ずオフィースに出社してデスクでパソコンを一日中眺めていてください。
そうすれば、仕事をしているふりができるだけでなく、
一日の仕事終わりには、成果の有り無しに関わらず、仕事をした充実感が得られるでしょう。

これが日本のビジネスの基本です。