以前にも書きましたが、
チェコ(ピルゼン)の人々は並びません。

バスに乗るときも、
電車に乗るときも、
ファーストフードで買うときも。

チェコに移り住んだ当初は

「なんて秩序を守らない人たちなんだろう」

と思ったものですが、実は違ったのです。

なぜ気がついたかというと、
日本に来た時に、必ず並ぶ日本人を見てふと思った、
「逆に、なぜ日本は並ぶのか、並ばなければならないのか。
並ばないと秩序を保てないから、並ぶのか?
なぜピルゼンは並ばなくても秩序を保てるのか?」

信じられないでしょうが、
ピルゼンではお互いに譲り合い、先を争わないから
並ぶ必要が無いのです。
年配の方や子供連れは先に乗るし、
若い人もなんとなく先に来た人から自然に乗っています。
道路でも合流や路地からの割り込みは
自然に譲り合ってとてもスムースです。
入れないように意地悪して車間距離を詰めるようなことはありません。

一方日本では、
全ての人が常に先を急いでいるので、
並ばないと秩序が保てないから、並ばざるをえないのではないかと思うのです。

そういう意味で、
日本の方が文化的に(精神的に)後進国なのでしょうね。

但し、これはピルゼンとか地方だけの話で、
プラハなど大都市ではそんなことはなく、
誰もがせかせか急いでいるので、
譲り合うことがあまり無いように感じます。
車でも、
ピルゼンナンバーでプラハに行ったときなど、
いつも通りに譲り合って走っていると、
露骨にあおられたりします。

(個人の見解です。諸説あり)