AFP=時事通信より
「フェイスブックには毎日何時間も費やすけど、読書なんかしない。
ビデオゲームに夢中だけど、スポーツは嫌い。
スピード感が好きだけど、クルマに興味はなし。
プログラミングが5歳から必修に、育て未来のエンジニア 英国
ひとことで言うと、これが「ジェネレーションZ」と呼ばれる世代の生活だ。
独立していて、頑固で、現実的で、いつも急いでいる。
1995年以降に生まれた約20億人のこうした世代は、インターネットのない世界を知らず、
親や祖父母の時代にあった希望や夢、モラルとはかけ離れた人生を送っている。
ジェネレーションZの習性をいくつか見てみよう。
■毎日の生活
彼らは何でもほしいときにすぐに手に入らないと我慢ならない。
2つのスクリーンを同時進行でネットサーフィンする。
最新のスマートフォンには高額を払うことをいとわないが、
ネットでただで観たり聴いたりできる映画や楽曲には金を使わない。
現在13歳から20歳の彼らは、最新のトレンドについてはすべてソーシャルメディアから学び、
自分たちより年長者の道徳心は時代遅れだと思っている。
彼らは『ハンガー・ゲーム(Hunger Games)』や『ダイバージェント(Divergent)』といった
米国の大ヒット映画を好み、音楽はK-Popを聴き、ダンスをするときは激しく腰を動かして「トゥワーク」する。
話すときは短縮語を多用し、そういった語を知らない人には何を言っているのか分からない。
「クール」の意味で、「スワグ」を使う。
■友人関係
ジェネレーションZ世代は、人と直接会って話すよりオンラインでの交流を好む。
10人中8人以上がソーシャルネットワークをやっており、そのうち半数以上が、
本当の社交の場はオンラインだと思っている。16歳になる前に出会い系サイトを使う人もいる。
■知識
若いにもかかわらず、彼らは多くのテクノロジーが時代遅れになっていくのを目の当たりにしてきた。
そのため、新しい技術についてユーチューブ(YouTube)で見つけた解説動画などを見て自分で学ぶようになっている。
■何を見ているか
ジェネレーションZは、1日平均3時間以上をディスプレーの前で過ごしている。
彼らは常にオンラインのソーシャルネットワークの中で自分だけが取り残されてしまう不安に駆られている。
新しいことや楽しいことを自分だけが見逃してしまうことに耐えられないのだ。
テレビを見ながらネットサーフィンをして、テクノロジーさえあれば何でも可能だと思っている。
だが集中力に欠け、文章は飛ばし読みをする傾向がある。そのため学校で苦労している。
■職業観
自分で会社を作りたいと考えている世代であり、50~72%が起業を希望している。
成功は資格からではなく「ネットワーク」から生まれると思っており、
職場では上下関係があるよりフラットな組織を好む。
76%が趣味を仕事にしたいと思っている。
給料が同じならどのような会社を選ぶかという質問に、
フランスのジェネレーションZの25%が「楽しい会社」、22%が「革新的な会社」、
21%が「倫理的な会社」と回答した。
■未来
危機の時代に生きる子供たちであり、それが将来の展望にも表れている。
彼らの多くが、とりわけ経済や環境における暗い先行きにストレスを抱えている。
それでも他の理想に燃える世代と同じように、彼らも世界を変えたいと思い、ボランティアに熱心だ。
10代後半の米国人の4分の1はすでにボランティアの経験がある。
<解説>
拝金主義の資本経済社会が終焉を迎えていることに、
気づいてか気づかずか、進化している証拠なのか、人間が。
だとしたら、
嘆いてばかりいるだけでなく、
世代交代するものまた進化論の当然の成り行き。
ならばいつまでもポジションにしがみついて惨めに生き残ってないで、
潔く引退しよう、この身は。