KLのほぼ中心ブキッビンタンにある
ブドゥ刑務所が2010年6月21日に取り壊され、
100年以上の歴史に幕を閉じた。

跡地は再開発され、
ショッピングセンターやアパート、ホテルなどの
総合商業施設建設が計画されている。

遺産指定し博物館として保存する案もあったが、
政府は
「遺産として誇る種類のものではない」
として却下した。

<解説>
日本語の本や観光案内書には一切書かれていませんが、
ブドゥ刑務所は第二次世界大戦当時
日本軍が華人共産党員を大量に収容し、
拷問、虐殺に使用した場所です。
その数は正式には発表されておりませんが
かなりの数にのぼったそうです。
尋問や拷問のため多くの日本人軍人が従事、

ブドゥ刑務所とその周辺に居留しており、
その人たちの慰安のために作られた娼館街が
今のブキッビンタンです。
当時の建物は現在屋台レストランやアパートとしてリノベーションして
今もそのまま使われているそうです。

そんな忌まわしい歴史の一つがまた
闇に葬られようとしています。