マレーシアの人口は日本の人口の約六分の一、自動車保有台数は日本の約十分の一でしかありません。にもかかわらず、交通事故による死亡者の数はほぼ同じです。同じ人口当たりで計算すると、死亡者は日本の約5倍になることになります。

さすがに、マレーシア政府も 「こりゃいかん」 と言うわけで、重い腰を上げたのですが、発表された交通事故防止のスローガンが、
「赤信号は止まりましょう」
「1台にたくさん乗るのはやめましょう」
「ウインカーを出しましょう」
「飲酒したとき、疲れたとき、感情的なときは運転しないようにしましょう」
などなど。

あまり、効果があるとは思えませんなあ。
って言うか、そんなこともしていないのですから、事故が多いわけです。
感情的なとき運転しないって、渋滞のときはどうすれば良いのでしょうねぇ? 車をその場に置いて歩いて帰れとでも?
それじゃあ日本人は誰一人運転できなくなっちゃいますよね。


信号なんてしょっちゅう壊れて消えております。
全部消えていればみなが注意して進むので、問題ありませんが、
先日、全部が青になっている故障に出会いました。
まるでサーカスの曲芸を見るようです。交差する車が全くスピードを落とさず、間一髪ですれ違う様子は、昔のジェミニのTVコマーシャルのようです。
しばらく見ていたかったのですが、先を急いでいたので、自分も曲芸を演じて無事通過しました。

事故を起こしても、こちらの人は全く平気です。
先日。前の車に無理やり割り込もうとした別の車、
どう見ても通れないだろうその隙間
と思っていたら、案の定
「ガリガリ」
ベンツのフェンダーがべっこり凹んでおります。
双方から降りて来たドライバー、殴り合いでも始めるかと思いきや、
「オーケーオーケー、ネバーマイン」
笑顔で手を振ってそのまま行ってしまいました。

あら、太っ腹なのね。