広島原爆投下から77年目の今日
映画『長崎の郵便配達』を観て来ました。
長崎の被爆者 谷口稜曄(すみてる)さん(2017年没)について書かれた本『The Postman Of Nagasaki』の著者 故ピーター・タウンゼント氏の娘で女優のイザベル・タウンゼンドさんが、亡くなった父に思いを馳せながら、長崎をめぐり、父と谷口さんの思い出や軌跡を辿るドキュメンタリーです。
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私は被爆県に住んでいるため、子供のころの夏休みは登校日が2日あり、そのうち1日は原爆の日で、毎年体育館で何かしらの原爆映画をみんなで観たりして、他県の方と比較すれば原爆に関することを目にすることもそれなりにあったので、原爆について知った気になっていました。
ですが、これまで被爆者の話を直接聞いたこともなく、映画やその手のドキュメンタリーを観ても、わかったようで実はテレビの中の物語のように思っていたのでは?と今更ながら思います。
この映画では谷口さんご自身が被爆体験を語られるシーンも多くありましたが、谷口さんが被爆者として社会復帰し被爆者として結婚し父となり、核廃絶を亡くなるまで訴えてきた一個人として想いを、イザベル・タウンゼントさんが父の残した記録とともに紐解いていく中で彼女と一緒に彼女の中に入ったような気持ちで観ることができました。
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先にも書きましたが投下からもう77年
原爆はもうただの『歴史の一部』になってはいまいか、と何とも言えない焦燥感に駆られます。
ですが今日私が帰ってから観たのは
広島出身の早稲田大2年の高垣慶太さんが6月、オーストリア・ウィーンであった核兵器禁止条約の第1回締約国会議に参加し核廃絶を訴えた、というニュース。
高垣さんはふたりの曽祖父が医師でそれぞれ広島と長崎で救護にあたったと言う事実を知り、数年前から核廃絶活動をされています。
曽祖父が二人とも医師で、しかも広島と長崎でそれぞれ被爆者の救護にあたり、しかも孫である本人はそれを広め後世に伝えようとする意志と知力と行動力をもっている…こんな奇跡のようなことがあるんだ…ととても驚きました。
こんなこと書いてる私は『The Postman of Nagasaki』すら知らなかった、何もできない人の1人なのですが、せめて世界中にある核兵器や日本が被爆国であることについて無関心になることだけはやめようと思います。
今日もお立ち寄り頂き
ありがとうございました

