一周3~4キロ程度の城壁に囲まれている旧市街は、外国からの攻撃に対して、戦わずして市民を守ったと聞いています。
城壁内には教会、広場、修道院、病院、学校、田畑等、生活に必要な全てがそろっていて、今でもたくさんの人が暮らしています。
ですが道という道、表に面した建物は全てショップかカフェか展示場所として公開されていて、目を凝らさないとここで人が生活している事すらわからなくなりそうです。
私がこの街に興味を持ったのは、実はジブリアニメからでした。
商品開発の仕事に関わっていた若い頃の事ですが、当時、「紅の豚」が職場の商品展示会場でエンドレスで映されていて、目と耳にこびりつくほどの印象に残っていました。
空を飛ぶ、飛行機が着陸する、入り江の船着場、陽気な酒場、それらのシーンのバックには美しい海岸がありました。
宮崎駿監督のインスピレーションは、ヨーロッパのドブロクニクから来ていると聞いた事があり、いつか行ってみたいとずっと憧れていました。
真珠、と言われるのは何故なのでしょうか?
ただ美しいからというだけではないのではないでしょうか。
真珠は親貝の体内に異物が入る事により、異物を真珠層で取り囲み、その痛みを和らげようとする生体反応により作られます。
ドブロクニクの旧市街は、戦争という外敵から身を守るために作られた城塞都市。
どこか真珠の生長過程と似ているところがあるような気がします。







