フランス・コルマール旅行記の続きです!
それからコルマールといえば、アルザスワインにアルザス料理、です!!
アルザスワイン!
ドイツでもしょっちゅうお目にかかる。
ドイツのリースリングに比べるとさっぱり。
アルザスの代表料理。
タルトフランベ(Tarte flambée)です。
薄い生地に、ホワイトチーズ・細切れベーコン・玉ねぎをのせて釜で焼いたピザみたいなもの。
ドイツではフラムクーヘンという名前で有名で、どこのドイツ料理やさんでも簡単に食べられます。
私もフランクフルトでしょっちゅう食べてて、これが本当に美味しい。
でも、ドイツで初めて食べた時も、
もともとこれはフランスのアルザス地方から来てる料理だよーなんて言われて食べました。
本家はここなんだそうです。
…といっても、
アルザスは昔ドイツ領だった歴史があり、
今でも『ドイツ風のフランス』『フランスの中でドイツ文化が感じられる場所』
と言われます。
実際にドイツの黒い森地方とも近いしね。
フライブルクの代表料理も同じくこのフラムクーヘンだったりする。
昔は同じ国の近くの町だったんですものね。
なので、実はそこまで異国に来たという刺激はないのですが、
(パリの方がフランスに来たー!という実感がある)
国境を超えると
色彩感覚が変わってくるし、
同じアルファベットなのに表記の雰囲気も違ってくる。
そして聞こえてくる言語も、
お店で話しかけられる言葉も、
全くなじみのない雰囲気。
ドイツ語を話すとさすがにわりと通じるんですけどね。
レストランのメニュー見てもさっぱり分からん。
そしていつものようにスムーズに注文できなくて戸惑う…
うーん。フランス語は全くわからない( ;´Д`)
不思議なもんです。
街並みはドイツのどこかの見慣れない町?
みたいな感じなのに、
ドイツの知らない町を旅してるときの安心感は全くないし、
言葉がわけわからないだけで不安に襲われ、緊張感が走り続ける。
(バスの表記もまったくわからないし、電車やバスの乗り方もよくわからない。)
もうドイツ語が通じるドイツ国内がどれだけ安心して旅できるかですよ…。(オーストリアもですけど。)
とは言え、ドイツ国内を廻ってるだけじゃ刺激がないので(海外旅行してるー!みたいなエキサイティング感がない)
フランスを感じに来たわけですが…
お手軽に気楽にフランスを、というには
パリは街が大きすぎて見るものがボリューミーすぎ、魅力的すぎて、1日、2日でアテもなくフラフラするには精神的に遠いので
(バスで8時間、電車で3時間なので今考えると、コルマール行くよりちょっと遠い程度なんですけど。)
今回はお手軽アルザスにしたんですが、
それにしてはまぁ、中途半端な海外旅行!?でした。
写真で見る分には綺麗で可愛い町なんですけどね。
観光客も多すぎてゴチャゴチャしてて落ち着かないし…
フランス語も落ち着かない。
そうそう!アルザス料理だけでなく、
日本食レストランにも入ってみましたよーっ。
(やっぱりご飯と味噌汁が食べたい…)
その名も『NAGOYA』。
えっ!?私の故郷???
なんと名古屋城の写真まで!!
フランクフルトにもNAGOYAという日本人のいない日本食レストランがありますが…
なんで名古屋が日本食レストランの名前に使われやすいのでしょう。
そしてここはどうなんでしょうか。
まずアジア人が働いてらっしゃいましたが、
日本語は一切通じませんでした。
中国人!?のような人にフランス語で話しかけられ、さっぱり分からず、
思わずドイツ語で答えてしまう、という悪循環。
ご飯と味噌汁が食べたかったので注文しましたが、
まぁこちらで食べる中国料理の白米でした。ちょっと臭みがあるやつね。
味噌汁はお椀にレンゲが入ってました。
お約束のやつですね。
でも日本食レストランを謳ってました。
うーん…。
やっぱりテロの警戒してるんですよね。
フランスの独特の緊張感(パリでも感じる)はこういうところでしょうか。
私はその日泊まった、そして翌日ちらっと回ったドイツのフライブルクの方が結果として断然好きでした。
元オーストリア帝国・ハプスブルク家の領土だったこともあって、他のドイツの町とはちがってどこか優美で趣があるんです。
もうここなら住みたい!!
というぐらい好きでした。
どれだけハプスブルク家の文化や雰囲気が好きなんでしょうか…わたくし。
結論、大人気の観光名所。コルマールは私にとってはイマイチでしたー。
※大好きな美女と野獣の世界なのにーっ!!
でもフランスをたまに感じたくなるので、
諦めずに別の都市に挑戦してみます!
私の気に入った、ドイツ・フライブルクについても書いてみますね!