大学費用が想定より大分足りないと
再認識した私(遅い💦)ですが、

観ていてとても切なくなったドラマを
思い出しました。

韓国ドラマです。

私たちのブルース
済州島が舞台のオムニバスドラマで、
島の人々の切なくも強い生き様が
描かれています。(全20話)

今回思い出したのは、
1話〜3話の「ハンスとウニ」です。

———以下、ネタバレを含みます————

あらすじは
高校時代、かっこよくて長身で
バスケットがうまいハンス。
憧れている女生徒も多かった様子。

ソウルの大学に進学後は疎遠になっていたようですが、
銀行の支店長になって、
済州支店に配属されて戻ってきます。

高校時代、
ハンスに思いを寄せていたウニ。
こちらは市場で働き、
魚屋で成功し財をなします。
必死で働き、弟たちを養って、
未婚のまま、
変わらず質素に暮らしています。

時を経ても見栄えの良いハンスに、
ウニは変わらずときめきます。

ソウルの大学→銀行勤務と
一見成功したかのようなハンス、
でも実は、娘を米国にゴルフ留学させていて、
かなりの費用を注ぎ込んでいて、
家を売却、退職金まで前借り、
経済的に追い込まれての帰島でした。

資金が尽きているのに、
プロゴルファーとして成功させたいハンスは、
事業で成功したウニに
借金を申し出たいままに近づきます。

ハンスに非難ゴーゴーの展開ですが、
私は子供のために何とかしたい、
そのハンスの気持ちにも共鳴し、
それが痛いほど分かるので
本当に切なかったです。

高校時代、
みんなから憧れられていた人が、
本当にすっからかんになっているのも切ない悲しい

このストーリーの中では、
アメリカで経済的に苦しい生活をしながら
スランプに陥り、
プロとしての成功も見込めなくなった娘自身が根をあげ、
韓国に帰ることを決断します。

その後、
娘に夢をかけていて、
プロの夢を諦めきれないのは、
ハンス自身だと視聴者は知ることとなります。

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大学進学なら、
何とかしてあげたい人が多数だと思いますが、
それ以上のことには、
どんなに子供のためにしてあげたくても、
自分の経済力を超えた夢を支えるのは、
痛みを伴いますね。

今の時代、選択肢も多い世の中ですが、
自分たちの経済力の範囲内で
精一杯サポートしてあげることも、
大切なことだと改めて胸に刻みました。

韓国ドラマの素晴らしいところは、
若い人だけでなく、
あらゆる世代の人が楽しめるドラマがあること。
脚本や設定が書き込まれていて、
見応えがあること、でしょうか。
日本のドラマに比べて
長編なのもよいですニコニコ

韓国ドラマをみることは、
面白いし、
感動するし、
ハラハラするし、
楽しくて、
今の私の支えになっていますニコニコ飛び出すハート