白鳥の湖  新国立劇場バレエ団   5・4(金)マチネ | 茶トラ

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今回の一番の楽しみが、木村優里&渡邊峻郁ペアでした。
欧米人に勝るとも劣らない手足の長さ、スタイルの良さと美しさを持った二人、ダンスも優美で気品に満ち、テクニックも素晴らしいものを持っています。演技構成も新鮮で、彼らが物語をどう作り上げてくるのが、毎回とても楽しみです。
そして、初の白鳥の湖の主役です。
 
幕が開き、渡邉王子が登場してきたとたんに場が輝きます。
生まれながらの王子としての気品と威厳を持っています。これぞ私たちが求めていたノーブルな王子!
サポートも上手いし、表現力も抜群だし、完璧です!
王子のソロでもその感情表現は素晴らしかったし、ダンスの切れのよさには感服いたしました。
とくに狩の道具を持っての高速回転にはびっくり!穏やかで優しい王子の中に、孤独と抑えきれない激情みたいなものを感じました。
 
優里オデットの完璧なまでのスタイルの良さ!(しかし、つけまつげはもうちょっと少なくても良いと思いますよ。素が十分美しいですから)
とても臆病で、寂しいオデットに感じました。「僕が守ってあげる、大丈夫だよ。」「ホントに?信じていいの?」な会話を妄想しました(笑)

一番好きなシーンは、2幕のラストにオデットが王子の胸に顔を寄せた時のとても幸福な表情・・・そして、その瞬間に人間から白鳥へ変わろうとする時の恐怖に満ちた表情の瞬間です。ここが、とても素晴らしかったです。

 

3幕、優里オディールはオデットをとても意識していて、オデットの振りをしてぶりっこをしてました。

ちらりと地が出すオディールですが、オデットとして王子を誘惑しようとしてました。この解釈というか、表現がとても好きです。

渡邊王子はオデットと思い込んでいたのではと思います。

しまった~~、僕はなんて事を~~。

悲しみでいっぱいの優里オディールは許すわけですが、なんかこの二人はハッピーエンドじゃなくて、ABTやロイヤルのような二人ともこの世から去るバージョンが合っているような気がしました。

 

この日は、小野寺くんがピエロでした。
若々しくて、王子の弟分という感じで、甘えているような雰囲気がとても良かったです。
 
大好きな原健太くんのナポリもこの日は観れて、とても嬉しかったです。
 
4日間、すごく楽しかったです。
皆さんお疲れ様でした。
そして、素晴らしい舞台をありがとうございました。
 
来月は、「眠れる森の美女」が上演されます。
私は3日間行く予定です。唯ちゃん、絢子ちゃん、優里ちゃんの日のチケットを取りました。
リラの精も楽しみです。