茶トラ

茶トラ

観劇大好き!映画大好き!本大好き!
観劇、本、DVDの感想中心のブログです。

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ベトナム戦争で共に戦った仲間・・・同じ秘密を持ち、同じ傷を持つ仲間・・・30年後に突然友が訪ねて来た。

他人の過ちで服役していたドクは、妻に先立たれ、一人息子がイラク戦争で戦死し、元の戦友たちに息子の葬式に出てほしいと言うのだ。

バーを経営する飲んだくれのサムはすぐに同意し、過去を捨てて牧師となったミューラーを訪ね無理やり同行させた。

3人の凸凹トリオ、にぎやかに旅は始まる。

疎遠だった30年の月日とお互いの胸に澱んでいた当時の暗い記憶に亡くなった息子の死の真相が、30年の月日を埋めていく。

暗い話題なんだけど、3人の軽妙な会話のやり取りに悲しみや傷を抱えながらも生きていく人間の強さや優しさを感じた。

何歳になっても若い頃の友達に出会うと、あの時間に戻ってしまうのが微笑ましかった。

とても良い映画でした。

戦争は駄目です!!

子どもたちを父親からのDVから守るためにおんぼろ自動車で、若い母親は幼い子供たちを連れてニューヨークを目指した。
夢のニューヨークで新しい生活を!と張り切ったものの、頼る人もなく、お金もなく、ついに万策尽きてしまった。
そして、警察官である夫に見つかってしまった・・・。
そんな彼女たちをかくまってくれたのは、孤独でやさしい看護師と彼女に行きつけのロシア料理店のシェフとオーナーだった。

 

DVの場面はないのだけど、母の見ていないところで振るわれた暴力を語る子供の様子にその残酷さは十分に伝わって来て胸が痛んだ。

絶望せずに頑張る母親の切実な目が印象深かった。

救われてよかったと心底思った。

 

ロシア料理店のオーナーが、何故か生粋のイギリス人のビル・ナイ・・・ちょっとミステリアスで肩の力が抜けた感じが良かったけど。

ジュディ・ガーランドの晩年を描いた映画。

ジュディ・ガーランドの「オズの魔法使い」を初めて観たのは、中学生の時のテレビ放送でした。

戦前に作られた映画だというのがとても衝撃的で、「こんなすごい映画を作る国に戦争を挑んだ・・・勝てるはずなかったな。」と言うのがまず頭に浮かびました。

この時のジュディの可愛らしさや軽妙な演技は忘れることができず、大人になってからはDVDを買って時々観るほどです。

私の中のジュディはあの時の少女のままで、いつまでもおとぎ話の世界の住人のように思っていました。

でも、実際の彼女の人生はおとぎ話とは程遠く過酷で,無情で、孤独でした。

彼女が薬やアルコールに依存してしまったのは、子供のころに睡眠時間を削ってまでも仕事をさせるために母親が薬を与えていたからでした。才能が商品だったのです。

誰も彼女を一人の人間として扱っていなかった・・・それを彼女も気づかないまま大人になってしまった。そんな気がしました。

レネー・ゼルウィガーの渾身のジュディは素晴らしかったです。

 

 

 
映画の音響の歴史と現在のドキュメンタリーです。
とても興味深く、楽しめて、音響の大切さを改めて実感しました。
 

 

スタントウーマンの苦労が多かった昔と今・・・・人種差別、性差別を乗り越えて、体を張って生きぬいてきたスタントウーマンたち。
めちゃくちゃかっこいいです!!!内面から湧き出てくる美しさも感じました。
 
2本ともブラボー!!!
映画の楽しさをありがとうです。
 
WOWOWオンデマンドで観れると思います。

 

ゾンビ物はとても苦手なんですが、何度もWOWOWで放送するし、ポスターをよ~く見れば子供抱えているのはコン・ユだと気が付いて、観始めたら、面白いのなんの!
静寂をうまく使った演出、追い詰められた人間の恐怖、悲哀とエゴなどの人間描写の繊細さ・・・・ノンストップのハラハラときどきでした。
ラストのコン・ユに泣いた~~えーん
そして、韓国の子役ちゃんは相変わらず上手い!!!
 
 

 

エクスプレスから4年後の話。

香港に逃げていた主人公が、わけあってゾンビウイルス(?)に汚染されて封鎖中の朝鮮半島に戻って来た。

無法地帯の半島で、また生き残るための戦いが始まる。

こちらは怖いのはゾンビより人間です。

まあ、エクスプレスの方が断然面白いですが、主役のカン・ドンウォンがかっこいい!

 

netflixで観れます。

音楽プロデューサーを夢見て、今は幼い頃からファンのベテラン歌手グレースの付き人をしているマギー。
この生活をいつ脱することができるのかわからないが、出来ることは一生懸命に取り組むが、大好きなグレースが最近は懐メロ歌手扱いで、本人も新しい曲を出すのをためらっている。それがマギーにはとても歯がゆい。
マギーとグレース、年齢も立場も違うけど、ぶつかりながら、それぞれの夢をそれぞれの道を前進しようと頑張る。
マギーのタゴタ・ジョンソンのまっすぐな視線とピュアな笑顔がとても爽やかです。
グレースのトレーシー・エリス・ロスはユニークで、素晴らしい歌声!ダイアナ・ロスの娘さんだそう。
元気が出る映画でした。

 

1990年代半ばののアメリカ、孤独な少年はちょっと悪な年上の少年たちのスケートボードに魅せられて、なんとか彼らの仲間になることができた。夢を持つもの、夢を持てないもの・・・少年たちを取り巻く環境は様々だけど、この時間をこの瞬間の刹那を彼らは生きる。
映像をレトロな感じに作り、自然な演出で、彼らの青春のひと時を切り取ったようないい映画でした。
彼らはどんな大人になったのかなぁ。
1990年代がレトロなんて・・・・私にはついこの間って感じなんですけどねあせる

 

 

 
コロナ蔓延中の今、趣味の観劇はずっと我慢しています。
ワクチンも2回接種したので、そろそろいいかなぁなんて思うのですが、娘がお子さん相手の仕事をしているので、万が一・・・なんてことを考えるとなかなか踏み切れないでいます。
もうちょっと落ち着いて、子供たちへのワクチン接種も済んだら・・・・いつになるのかなぁ。
 
WOWOW,Netflix,Amazonfプライムで映画、ドラマ三昧の日々を送っています。
お勧めの2本です。
 
イギリスのパキスタン移民の2世の少年がブルーススプリングスティーンの曲に勇気づけられ、自らの道を切り開こうとする映画(実際の話)と第二次世界大戦k下のドイツで少年時代を送り、東ドイツで青年期を過ごし、西ドイツに亡命し才能を開花する実在の画家の半生の映画です。
両方ともWOWOWオンデマンドで観れると思います。
 
 
 
 
 

 

 

原振付  マリウス・プティパ

新振付・演出 ヴィクトール・ヤレメンコ

 

メドーラ 加治屋百合子

コンラッド 奥村康祐

ギュルナーラ 寺田亜沙子

アリ 荒井英之

ランデゲム 木下嘉人

ビルバンド 荒井成也

 

毎年、楽しみにしている日本べレエ教会の公演は、日本の主だったバレエ団のダンサーさんたちの競演が楽しいです。

今回の「海賊」は、とても分かりやすく編集されていて、長さもちょうど良かったし、楽しい場面がたくさんありました。

お目当ての新国立劇場バレエ団の皆さんも大活躍で、テンションが上がりました。

 

奥村君のコンラッドは、とても男らしくて、リーダーシップもありました。

いつの間にこんなに男っぽくなったんだ!乙女チックな加治屋さんとのロマンチックな雰囲気もとても似合っていて、素敵でした。

ダンスはもちろんいいつもの伸びやかさと逞しさがあって、一回り大きく見えました。

 

ランデゲムの木下君が、また期待を裏切らない大活躍!

ずる賢さと悪辣さがしっかり見えて、いい味出してました。

彼のダンスもすごくきれいだけど、悪人としての迫力と粘っこさがあって、本当に素晴らしい!!!

 

寺田さん、美しい~~キラキラ

彼女がいると舞台が華やかになります。

 

ミーハーに楽しんだ舞台でした。

ありがとうございました。

 

作・演出 歌森ろば

音楽・演奏 鈴木光介

芸術監督 流山児祥

 

1974年、北海道白老町で、町長が若い男に刺されました。

犯人はアイヌだと名乗っていましたが、本州から来た運動家だということがわかります。

でも、彼はどうしても自分はアイヌだと言って譲らないのです。

 

17世紀のアイヌの部族・メナクシルとシュクムルのいざこざに絡む松前藩の物語を中心に21世紀のススキノまで登場して、日本の歴史から、表舞台から消し去られてしまったアイヌ民族を描いた作品です。

 

客席に入ると劇場の空間を目いっぱい広く取り、流木を荒く組んだようなセットが目に入ります。物語が進んでくると、流木のような木と足場のようなセットが荒涼とした大地、岩場の多い森の道、素朴な彼らの生活の場などに見え、すごく効果的でした。

 

プロローグがすごい衝撃的で、いきなり迫力ある殺陣シーンから始まります。

うわ~~と思いながら、よく見ていると、戦いの中に時代の流れがありました。役者さんたち、すごい!!!

力尽きるまで戦い、力尽きるまで守ろうとしてきた彼らの生活・・・・そんなことを感じました。

 

どの時代においても、異端の者であった人物を演じた田島亮さんがすごく良かったです。

義経、文四郎、八木原を見事に演じ分けていました。

義経のどこか気品漂う身勝手さ、文四郎の怜悧な異端者、八木原の狂気をはらんだ正義・・・どれも私には理解できない・・・・特に町長を刺した八木原の理解しているようで、実はアイヌの人たちを理解していない独りよがりの正義は怖かったです。

 

この物語には、アイヌの民族としての誇りとともに人間としての弱さ、醜さ、そして尊さも描かれていたと思います。

悲しいかな美しい心の持ち主には、この世は生きにくいのかもしれない・・・。

 

チャレンカの山本莉奈さんの声がとても美しくて、彼女が歌うと涼やかな風が吹き、緑の葉がさざめくような気がしました。

 

一人で様々な音楽を奏でた鈴木光介さんも素晴らしかったです。

 

この舞台を観て、本当に良かったです。

素晴らしい舞台を、ありがとうございました。

 

 

 

作・演出 川村毅

 

世間から忘れ去られた元名子役の妹と美人名女優だった姉・・・二人の時は絶頂期のその時で止まっている。

二人は館で、子役のための演劇学校をやっていた。ある日、妹のジェーン(川村毅)のための脚本を完成させるために売れない劇作家(鈴木裕樹)がやって来た。不気味な雰囲気の中、ふたりに取り入り姉妹の秘密を知ろうとするが・・・・。

面白かった~~!!!

ホラーで、ミステリーな物語でした。

 

プロローグがジェーン(元名子役)の絶頂期の子役時代で、エコール・ド・シモンの高橋竜男さんの等身大の美しい人形が使われました。

とてもピュアな美しさがありました。

過去の出来事で出てくる父と母、姉は黒いゴシック風な衣装で、顔も黒いベールで被われています。いつもジェーンが中心で、ジェーンが家族の生活を支えていたことがよくわかるし、ジェーンにとって自分以外の人はどうでもよかったのかも・・・この演出がすごく良かったです。

 

姉の加納幸和さんが、すごく美しかった!!!

身のこなしも優雅で気品があって、とても素敵でした。

こじれてしまった姉妹の関係、幼い頃に妹だけが可愛がられ、自分が軽んじられていたという心の傷・・・複雑な心持がいくつになっても悲しいなと思いました。

 

ジェーンの川村毅さんが、怪演!

過去の自分に縛られて、今の自分を受け入れられなくて、意地悪で、偏屈で、自分の世界が絶対で、,こんな人が近くにいたら、恐ろしい。

子供っぽい奔放さは、狂気も感じました。

 

加納さんと川村さんのバランスがすごくいいと思いました。

 

物語の先が気になって、とても面白い舞台でした。

ありがとうございました。、