空気中に

フワフワ

ただよう

つぶ。

名前のない。

もの。

たくさんある

つぶ

の中で

ひとつ

ただようもの。

あ。

と。

おもった瞬間

その

ただよう

ひとつのつぶは

たくさんのつぶとなる。

意識をした瞬間

たくさんの

つぶとなる。




ひとつ
つぶ

あり。

たくさん
つぶでもある。


また。

たくさんのつぶに、
なった時は

たくさんのつぶを
受け取ったものの
分だけ
つぶは
変化している

もう、

最初の、
つぶ
では

ない
かもしれないけど。


つぶの
かけらは
生きている。

つぶを
感じた人は
つぶを感じる人

そこに
間違いは
ない

受け取り方は
それぞれ
そこに
間違いは
ない。


ひとつの
つぶは
広がるぶん
だけ
可能性が広がる。

よいもわるいもなく。
うえもしたもなく。

全ての可能性。

それだけだ。


そのつぶ。
結局


ひとつ


だ。


ひと。
つぶ。