ルールとマナー
入院生活も3日目です。来週のトライアル手術まで特にすることもなく、食事・点滴・時々脱出本当は個室に入りたいのですが、最低でも一日19,000円。3週間入院すると、お部屋代だけで約40万円さすがにそれは厳しいので、大部屋で我慢。昨日の夜までは「静かでよかった〜〜!」と喜んでいたのですが、消灯時間の21時を過ぎ・・・NHKの「らららクラシック」に小松亮太さんが出ていたので、本当はテレビを消したくなかったのですが後ろ髪を引かれる思いでテレビのスイッチを切りました。お部屋の電気も落とされたので、眠剤を飲んで「さぁ寝るか・・・」と思っていたらチカチカと眩しい光が最初、外からの光だろうと思っていたのですが、チカチカは消える気配がありませんベッドから起き上がってみると、どうやらひとつ空いて隣のベッドの方がテレビを付けているようです。消し忘れて寝てしまっているということもあるので、一応看護師さんにお伝えしました。「同じお部屋の方のテレビの光が眩しくて寝付けそうにないんですが・・・」看護師さんには、少し経ってから見に来てもらえるようお願いしました。ヒソヒソ声でお話されていたので、はっきりとは聞き取れませんが、どうやらその方は「眠れないからテレビを付けててもいいでしょ」と言っているようでした「えー、そのおかげで、私も眠れないのに・・・」「そういう人は個室に行けばいいのに・・・」内心そう思いながら、やるせない気持ちで眠剤をもう一錠重ね、仕方がないのでタオルをかぶって寝ました個室以外は、21時の消灯後はテレビを消すというルールはどの病院にもあるのではないか?いやいや、少なくとも共同生活の場では、お互いに配慮が必要なのではないか?(しかもみんなどこかしら具合が悪くて、治療のために来ているのだから)マナーというのは、その人の生きてきた道を如実に表すものだと思っています。何でもきちんと「こうあるべき」という形に収めたい私にとって、マナーは品格であり、もっと言えば教育や美、徳などと通じているものだと感じています。見た目の美醜ではなく、内面から感じられる品や美しさは、長年の積み重ねがあってこそです。なんか話が大げさになってきた・・・というわけで、お部屋を移していただくことにしました今日も読んでくださってありがとうございました