今日も横浜に行ってしまいました。


みなとみらいの赤レンガ倉庫で、星野富弘さんの詩画展があったのです。星野富弘さんを知ってる方は多いでしょう。私も、中学の時その作品に感動し、それから好きな作家さんです。星野さんは不慮の事故から体が不自由になり、苦しみ抜いた末、絵や詩を始めることでどん底から這上がってこられました。だからか、生命を感じるものや、当たり前のありがたさとか、小さな喜びとか、私の気付かなかった感覚を教えてくれます。草花をモチーフにしたものが多く、見ててやわらかな、やさしい気持ちにさせてくれます。


でも、驚いたことは、中学のときとは違った感銘を受けたということです。
それは、『おもひでぽろぽろ』を見たときの感じと似ていました。子どもの時はあまり面白いと思わなかったのに今見ると妙に染み込んだりするから、あの映画は。やっぱ、その時々の成長具合とか、何を欲してるかとかによって変わってくるんでしょうね。


出会うタイミングってすごく大きいんだなと思いました。「いい本じゃなくて、その年齢に必要な本と出会いなさい」みたいなこと言ってた人いたなぁ。


今日はいい出会い…というか、再会ができました。
24歳の、今日の私の中に染みる込むものをたくさんもらえました。
ありがとう。


クミコン