昨日は地元徳島での野外ライブイベントでした。
このイベントは、私たちがアマチュアのときからあるもので、出演者による手作りのイベントです。これに出たら一人前みたいなとこがあって、昔このイベントにむけて必死で練習して、ライブの集客をのばそうとしてたのが昨日みたいに思い出せます。
そんなイベントに今回私たちがトリで出演する…
なんだか感慨深くなり、一人で物思いにふけっておりました。
と、そのとき。このイベントのもう一つの目玉でもある格闘技が行われようとしていました。
格闘技といってもスタイルはプロレスに近いもので、筋骨隆々な男たちが熱い戦いを繰りひろげます。もともと格闘技好きの私は、もちろん熱意のこもった応援をしていたんです。
すると、遠くにいたお客さんが
「チャットモンチーの方ですよね?タオルにサインしてもらえますか?」
とペンとタオルを渡してくれたので
「いいですよー」
とサインしていると、私のすぐ隣にいたおばさんが突然話しかけてきました。
以下、そのときの会話。
おばさん
「え?!あんた有名人なん?」
私
「いや、べつにそんなわけでは…」
おばさん
「サインとか書いてるやん。有名人なんだろ?毎日トレーニングとかやってんの?」
私
「…ん?何のトレーニングですか?」
おばさん
「ほれ、あんなやつに出るためにやなぁ…」
私(心の声)
「(おばさん、もしかしてあたしのことレスラーやと思ってる…!?)
おばちゃん、あたし残念ながら音楽の方なんよなー、あはは」
おばさん
「なんやそうかいな!えらい細いけん、そんなんで大丈夫かと思ったら、あんたミュージシャンかい!なんや変やと思ったわー」
二人
「あはははは…」
生まれて初めてプロレスラーに間違われ、その日は涙で枕をぬらしましたとさ。
あっこ