チャットメイトの代表としてチャットサイトの運営を始めたのはひょんなことからでした。

俺は元々はチャベリというチャットサイトで暇な時にみんなとコミュニケーションを図り、ぼちぼち楽しむ感じでした。
そこでエディさんと知り合い、彼と共同運営という形でチャットメイトのサービスを始めたわけですけど、そんなエディさんとのひょんな出会いからチャットメイトはスタートしましたね。

エディさんはITの分野に強みを持っているので、彼の力を存分に借りながらチャットサイトの運営に乗り出したわけです。
チャットメイトの骨組みを作るに当たって、前々からのお友達だったまみみさんをプロジェクトに加え、初期メンバーは俺とエディさんとまみみさんの3人でした。

チャットメイトを作るというと簡単に聞こえるかもしれませんが、これが中々に骨の折れる作業でしたw
まずチャットメイトの元となるソフトウェアを外国から購入して、そこからチャットメイトになるように肉付けしていくわけなんですけど、食事もそこそこに徹夜しながら3人がかりでがんばったのを今でも覚えています。
チャットメイトをローンチ(リリース)する日はあらかじめチャベリにて大々的に公表していたので、その日に間に合うように3人で必死になって作業していましたね。
その甲斐あってなんとか期日には間に合って、無事チャットメイトはリリースされました。

チャットメイトはサイトに明記されている通りで、家庭や学校などに次ぐ第三の居場所としてユーザーに親しんでもらう目的で作られました。
しかし当初は学生たちをメインユーザーとして定めていたわけではありません。幅広い年齢層のユーザーに利用してもらう予定でしたが、ふたを開けてみるとチャットメイトに集まったのはおもに小中学生の子供たちでした。
これは運営者の俺たちからしたら想定外でしたが集まったのが学生たちだったので、メインユーザーが子供たちならそれに合わせる形で運営方針を変化させていきました。

そして運営陣はあることに気が付きます。

それはユーザーの多くは家庭や学校で親や兄弟、学校の先生やクラスメイトと上手く人間関係を構築できず、中にはイジメや虐待に近い状態やネグレクト気味な目に遭っているユーザーもざらに存在していたことです。

考えてみるとインターネットのチャットサイトのような仮想空間に人間関係を求めるような者たちの集まりなので、俺をふくめて実生活の人間関係に難のある子たちが多いのは頷けるわけです。

そこでチャットメイトの代表として俺は子供たちに、上手に人間関係を築ける、安心して心を置ける居場所として、チャットメイトを提供しようと様々なコンテンツを編み出して、子供たちに飽きが来ないようなチャットサイトにしようと趣向を凝らしました。

多くの子供たちは思春期ならではの心が不安定な様子をチャットに書き込むことがしばしばありました。
そこでチャットメイトでは子供たちの心のケアやサポートを大事にしていました。

このように心に傷を負った子供たちの力になれれば幸いと思い、チャットメイトを通して強い人間として成長できる場を提供できれば、それ以上のことは存在しません。

最終的には6人体制で運営したチャットメイトも、今思えば必要以上な人員や要素があったと思います。
子供たちのことを思うあまりにコンテンツを盛りだくさんにしすぎて、その分人員を多く割き、結果的に運営陣の負担は大きくなりました。
最後には運営者の一人がチャットメイトを破壊してこのような結果に終わりました。

ここで得た教訓は、どんな場合であれ最高責任者を名乗るからには俺はすべての事象に対して泣き言を言わずに耐え忍んで、どんな理不尽にも堪えて結果で示すことで自分の正当性を証明する、それがベストであるということです。

俺の性格上どうしても理不尽な事柄に対して堪忍することができず、感情の起伏があまりにも激しい俺の特質上、それを表に出してしまった。
結果的に俺の周りから運営者の人たちが離れていった。これが俺の得た結果です。

人はそれぞれ良い面と悪い面があり、完全で完璧な人なんていません。
人の良い面を引き伸ばすのも悪い面を出すのも組織のトップ次第です。
組織の良い部分を引き出して好循環に持っていくのも、悪い部分が露呈して悪循環に引きずり込むのも俺次第だったということです。
そういう意味ではチャットメイトの運営に失敗したのはひとえに俺の実力不足だったということです。

個人的な意味合いで言うならば俺は正しいです。しかし組織的な意味合いで話すならば、これは俺が完全に悪いです。
チャットメイトの運営では一個人としての俺ではなく、組織の長としての責任を俺は背負っていたわけです。
組織の中では感情論は通用しません。ましてや組織のトップとしての立場ならなおさら通用しません。
良くも悪くも人を惹きつけ、そして人が逃げ去るような不安定な代表では人はついてきてはくれません。
これらの点を大いに反省し、次へ繋げるチャンスにしながら、自身の能力と人間性の向上を目指していきます。

チャットメイトの復活を望む声が子供たちの中でもあるようです。
それらの声に応えるのは俺としては本望ですが、山積する問題や解決が必要な課題がたくさん残っています。
それらの障壁をひとつひとつクリアしながら、チャットメイトの復活に向けて俺は努力していきたいと思います。

応援してくれる人たちには感謝します。どうもありがとうございます。
今後も長い目で見守ってもらえたら俺は嬉しいです。