東亜大学大学院 1年次 第1回(6月)スクーリング | 50歳を過ぎて税理士試験再挑戦!

50歳を過ぎて税理士試験再挑戦!

50歳を過ぎて税理士試験に再挑戦してます。資格を取るまでの道のりを日記感覚で記して行きたいと思います。同じ境遇の方がおられたら励まし合いながら頑張りたいと思います。

 東亜大学大学院(法学専攻)では、1年次にスクーリングが2回あります。1回目は6月、2回目は11月に開催され、いずれも2泊3日の日程になります。会場は大学のある下関ではなく東京で開催されます。私の1年次のスクーリングは、6月、11月の2回とも代々木のオリンピックセンターが会場となりました。

 第1回のスクーリングで重要なポイントは、個人的な見解ですが、①講義内容を通じて、法学の内容を深めたり修士論文の書き方を学ぶこと、②仲間をつくること、③ゼミの情報を得る事、の3点であったと思います。

 

1.スクーリングの講義について 

 講義は、大きく分けて、①オンデマンド講義の補講、②租税法の講義が行われます。講義にもよりますが、積極的にあてられる講義や、2日にわたる講義の場合、初日に課題を与えられ、2日目に発表がある講義もあり、結構緊張感を持たされる講義が多かったです。また、租税法の1コマで、金子宏教授の講義がありました(余談ですが、過去に金子先生にサインや記念撮影を求める学生がいたそうで、講義進行の妨げになることから、この様な行為は禁止する旨の通達が出た年度もあったようです)。さすがに、かなり緊張して聞きました。講義の中で、「マスター論文は、問題点に対して過去にない解釈・見解をマスター論文らしい内容でまとめてください」「大学院修了後も研鑽に励み、勉強する税理士になってください」と言われたことがとても印象に残っています。

 租税法の講義では、租税法の基礎理論、法人税、所得税、消費税法、相続税法、国際課税、租税手続法、判例研究などがあります。講義を通じて修士論文のテーマ検討ができれば良いかと思います。

 

2.仲間づくりについて

 入学式及びガイダンス後、初めて同期と顔を合わせることになります。通信制の大学院なので、オンデマンドの視聴や課題レポートの作成時は孤独です。自己管理がしっかりできる人は問題ありませんが、ずぼらな私は自己管理が苦手で、頼れる仲間が必要でした。

 講義の進捗状況、課題レポートの内容について、ゼミ選択について、論文テーマについて、論文の執筆状況、仕事の相談、今後の身の上話、など情報の交換、共有を行いました。

 仲間づくりは、入学式やこの6月のスクーリングで行いました。休憩時間には、席が近い人から積極的に話したり、LINE交換をしました。この仲間がいたから、無事に2年間で修了できたと思います。仲間にはとても感謝しており、これからも良き友としてお付き合いをしていきたいと思っています。

 

3.ゼミの情報を得る事について

 ゼミ選びはとても重要です。ゼミ毎に方針や進め方に個性があり、どのゼミが自分に合うのか見極める事が重要です。ゼミ選びについては、改めて紹介することにしますが、ゼミの情報を得る方法は、各ゼミの教授と直接話すことと、ゼミの先輩に話を聞くことで情報を得るしかありません。その情報を得る機会はスクーリング2日目に懇親会がありますので、積極的に動くことが大切かと思います。懇親会では、2年生はゼミ毎に固まっておられたので、私は、同期との懇親はそこそこに、各ゼミのテーブルを周り、教授や先輩方と色々お話をさせて頂きました。

 ゼミの希望は、8月には提出しなければならず、次の11月のスクーリング前に所属ゼミが決まります。希望提出前の情報集めは、6月スクーリングでしかできませんので、6月スクーリングには、そのつもりで参加された方が良いと思います。

 私の1期下の方々は、新型コロナウィルスの影響で、6月スクーリングは延期となり、2年生との交流ができないままゼミ選びをしなけれなりませんでした。各教授とお話しはできたと思いますので、同じ状況で先輩と交流できない場合は、積極的に教授とお話をすることをお勧めします。

 

本日はこのあたりで。