東亜大学大学院 1年次 講義視聴開始! | 50歳を過ぎて税理士試験再挑戦!

50歳を過ぎて税理士試験再挑戦!

50歳を過ぎて税理士試験に再挑戦してます。資格を取るまでの道のりを日記感覚で記して行きたいと思います。同じ境遇の方がおられたら励まし合いながら頑張りたいと思います。

 大学院を修了してから約3週間が経ちました。論文執筆にあてていた時間が無くなり、日常生活にも余裕が出てきました。税理士登録後(免除通知が来てからになるですが)のビジョンを考えて、あれこれ何をやろうか思案(妄想かな?)する時間も持っております。

 この時期の大学院は新しい年度に入り新1年生が入学してきております。東亜大学大学院は通信制のため、情報も少なく入学後もどうしていいか戸惑う場面も多々あります。ちょっとでも、このブログがお役に立てればと思い私の経験を紹介します。

 

1.講義スケジュール

 1年次は講義中心となり、前期と後期に分かれ下記のスケジュールで講義が配信されます。

①前期

憲法研究 4月、5月

刑事法研究 5月、6月

民法研究 6月、7月

商法研究 7月、8月

②後期

行政法研究 10月、11月

税法研究 11月、12月

知的財産法研究 12月、1月

それぞれ、15回(科目によっては16回のものもありました)の講義でネットでのオンデマンド配信になります。オンデマンドのメリットは、ネット環境があれば、いつでも、どこでも講義を視聴することがでることです。反面、自ら計画的に視聴をしないと講義がたまり、翌月には新たな科目の配信が始まるので、視聴や課題提出に追われることになります。

 各講義の配信1か月目の20日頃に課題が出されます。課題に基づいてレポート作成となります。字数は科目によって違い、提出期限は講義の配信終了までくらいでした(民法研究は税理士試験と時期が重なるため、例年8月の後半くらいが提出期限となっているようです)。

 オンデマンド講義のほかに、6月と11月にそれぞれ2泊3日のスクーリングがあります。このスクーリングで、オンデマンド講義の補足があり、スクーリングの参加とオンデマンド講義の視聴、課題の提出をもって単位認定(課題レポートの内容によりますが)されます。

 

2.使用テキストなど

 使用テキストは、入学ガイダンスの際に、各講義の標準テキスト、参考文献などが紹介され、その中でも標準テキストは準備した方が良いと思います。その他の参考文献などは、レポート作成時などに必要に応じて、購入するか図書館で借りれば良いかなと思います。

 標準テキストは、最新版を準備しないといけませんが、中古での購入もありだと思います。私の場合は、最新版をほとんどAmazon(中古)やメルカリで揃えました。

 

3.履修登録について

 前期と後期でそれぞれ、履修登録があります。2年間で上記7科目中最低6科目(税法研究は必須)を取れば修了要件を満たすことになります。私は、2年次で論文に集中するため論文以外の単位は1年次でクリアしたかったので全ての講義を履修登録しました。私の周りの人も同様の登録状況でした。

 

4.講義内容が?????

 一番最初の講義は憲法研究となります。法学を学んでこなかった私にとって憲法はとても難解な講義でした。いきなりですが「法学の壁」にぶちあたりました。ちょっと泣きそうになりましたが、法学の学習に慣れていくしかありません。とりあえず、どんどん講義視聴を進めて、テキストも読んで、できる限り理解することに努めました。税法研究の講義以外も同じ様な感じでしたが、科目が進むごとに少しずつ慣れていきました。

 

5.レポート課題

 各講義のレポート課題は、それなりに考えさせられる課題が出されます。ガイダンスや講義中に示された参考文献などを、図書館(近所の大学や公立図書館)などで借りレポート作成を行いました。また、このレポート作成で修士論文執筆の基本を身に付けることも求められます。全体の構成、引用の仕方、脚注の書き方などの形式面は、修士論文を執筆することを意識して書きました。

 手を抜くと確実に単位を落とすことになります(実際に落とす人はそれなりにいました)。私は何とか全て単位を取ることができました(成績はそんなに良くなかったですが)。

 

6.1年次は修士論文執筆の準備期間

 私の場合と前置きしておきますが、1年次では、①法学に慣れ法学知識を習得すること、②課題を通じて、いくつかの文献を読み問題点について研究し自分の意見を持つこと、③引用や脚注の書き方などの論文の形式面を身に付けること、を学ぶことができました。2年次での修士論文執筆で大変役立ちました。

 1年次は、修士論文執筆の準備期間です。それなりに大変ですので、甘く見ず計画的に進めることが重要だと思います。

 

では、今日はこのあたりで。