部屋はかたづいていないけど、広いところに行きたいと、先日、安曇野方面にいきました。
二年ほど前にいったあたりを回ります。
出かける数日前に、NHKのBSで紬の話を見ます。
奄美の大島紬、結城紬、そして安曇野にあった天蚕(てんさん)
という屋外で飼う、お蚕のおはなし。
それをもって、翌日行きます。
車でいくか、電車でいくか。
電車で今回行きます。運転で、ちょっと時間がかかった距離でしたので、今回は電車で。
現地の移動の小回りが利かないなと思います。
平湯温泉も物凄く寄りたいと思いました。
日本地図の長野、飛騨あたりを見ます。
穂高、新穂高とありますが、長野側と岐阜側の穂高岳をはさんで、別の県だ、となり、ちょっと謎が解けた気分になります。
前回行ったところは、北限は信濃大町。ホテルの検索に白馬も引っかかってきます。
松本、安曇野なのですが、イメージがつかめません・
上高地、黒部ダム方面は四月中下旬にならないと、開通しません。
平湯温泉は高山抜けるのに通ったことがあります。10年ほど前に公共の宿に凝っていたので、
KKR国家公務員共済組合で宿泊をしました。
今は、かんぽの宿はマイステイズグループの亀の井ホテルとして買収されてしまいましたが、
開発の規制がある国立公園の風光明媚なところに、
他は一泊4~5万が、1.5万円~2万円で宿泊できるなど、かなりお得感があったことを思いだします。
公共の宿は折り紙での職員手作り感があって、けっしてあか抜けていませんが、立地は素晴らしいです。
で、話を戻します。
高速バスで時間と値段、松本までの手前で雪が降っていたので、山間部である平湯温泉を翌日まで、天候をみて諦める。
レンタカーも雪道は慣れないので、やめる。
疲れていたせいでしょうか。昔、スペインに行ったときは、長期間座って肺の背中が痛くなっても、
僻地の山の上まで行く、とやっていましたが、
時間の制約との兼ね合いで、近場で過ごすことにする。
事前にホテルを探して、今回はどこもピンと来なかったので、
現地で探すこととする。
松本駅に降りる。
先に用事があるが、きっとターミナルステーションで、いろんな行先がここから出るに違いないと読む。
時間の融通がきく、とみる。
駅に降り立つ。
なんだか、学生時代の合唱団の地方公演を思い出す。
富山だったり、長野だったり。
そうだ、試験終わった春休みだったから、そうだ。その前後にゼミで海外にいって。
3月はずっと、海外2週間、国内10日くらいで、旅行で終わる。青春18きっぷで延々と帰ってくる。
あー、地方都市。
観光センターに行く。平湯の時刻を聞く。明日でもいいか、と思う。
昨日、天蚕について、NHKやっていたんで、そのあたりも回りたくてと聞く。
で、ここに天蚕センターがありますよ、と言われる。
なんだ、前回きたときもこのあたりまわっていたんだと思う。
機織り体験とか、あるのかしら?と聞く。
あるみたい。
と、ひとまず、そこにいく。近隣で寄れる温泉あったらそこに行く。
数日前にいまだに、時々店頭セッション、お客として受けに行く。
ぶらぶら、不動産屋でも覗いてきたら、と言われるが、気軽な避暑地にしては、ちょっと遠いなと思う。
ホテルと現地不動産を検索するが、また、イメージが湧かない。
天蚕が栽培されていたところ、穂高、有明エリアは戦時中、ひらたい大地、陸軍の練兵隊の習練場になる時、クヌギは伐採されたようです。
有明、にいこうと思います。
と、事前に調べたところで、イメージが湧かないときは、行ってみるのが一番。
アカデミー賞受賞の幟のぼり?が。
出身だそうです。監督が。
小沢征爾さんが、松本で演奏しているのは知っていましたが、なかなか来るきっかけがありませんでした。
斎藤記念とか言ってたような。
駅前には、小沢征爾さんの書で、楽都と岳都と両方書かれています。
と、さてどこに泊まるか。
駅前のビジネスホテルに目がとまる。一度あがってみる。
今晩いくらですか?と聞く。
決めずに、きっと夕方来ても泊まれると見越す。
安曇野の雄大な北アルプスを背景に、一時間後の電車に乗る。
しばらく、お茶をする。
で、ひとまず、前回、車でよった穂高駅を目標に。穂高神社さんは、郷にある。
奥宮は、山中です。
ひとまず、タクシーで、天蚕センターによる。
NHKの話をしながらセンターにいく。途中、「お蚕用のクヌギの畑です」、と教えてもらう。
後で詳しく教えてもらうが、家の中で育てる蚕と違う種類で、家内の蚕は桑を食べるが、天蚕は外のクヌギを食べます。
体調も大きく、7~8センチになるそうです。
事前に、天皇陛下もくればいいのに、と思っていたら、すでに美智子妃殿下は、お見えになっていたそうです。
絹の色は新緑の薄い色です。
機織り体験させてもらいます。10年ほど前に結城紬のコースター織を体験しましたが、今回は天蚕糸を途中に数行加えるようです。
小さいなら、2枚行けるか、と思ってましたが、
右、左とペダルを踏む、糸を右へ、左へと渡して、押さえます。
集中力が続かない。
と織り終えると、生地を外す作業をしていただき、
フリンジのところを結ばないと、ほどけます、
ということで最低限結んでもらう。
家であとでやります、と言いましたが、結構うまく結べず。
集中力が続かないのを体験いたしました。
説明くださった女性は、岡谷シルクの博物館も素晴らしいと、進めてくださいます。
長野、群馬の絹の生産地の海外向けのタグがおしゃれで、
各地で産地カードを発行しているそうで、
安曇野の産地、それは、天蚕糸ではないようですが、くださいます。
ひとまず、お暇いたします。
メルマガ登録おねがいいたします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://resast.jp/subscribe/87964