昨日頭にきて帰った王子。今朝もあまりいい気分ではない。

休憩室にいたリーダーに挨拶だけはした。すると何事もなかったかのように、「昨日うちにこんな小さい子猫が迷って来た」

つい、「で、どうしたん」と聞いた王、玉子。

 

「逃げちゃうんだよ。近所の野良のたまり場に連れてってやろうと思ったんだけどさー」

だから言ったよ、

 

「かみさんにやらせりゃいいじゃん。猫に言うこと聞かせられるんだろうから。」

本当は、「スキルの超高い」も付け加えてやりたかったが思いつかなかった叫び

 

昨日何がもとで王子を、いや玉子を怒らせたか忘れてるところが鈍感なところだ。そんな自分を「キレモノ」と思っている、思いたい、思われたい気持ちはわかる。お前はただの「空気の読めないやつ」だと言えたらどんなにかDASH!

 

そんなことで怒る玉子もバカだが、どうにもこの男には腹が立つパンチ!

ある日、ベランダで洗濯物を干していた。

目の前の網戸とガラス窓の間に足長蜂が挟まれていた。きっと隙間からうまい事入り込み、出られなくなっているようだ。ハエとかも時々挟まって暴れている。

 

スズメバチだったら殺虫剤をお見舞いするところだが、害のない足長なので、網戸をずらし逃がしてやった。何事もなく遠くへ飛んで行った。

 

二日後・・・

同じところに同じやつがまた挟まっていた汗

何かはちみつ的な匂いでもするのだろうか?

そこは元息子部屋で、部屋にはいろいろ怪しげなものがあったから、虫に好かれる何かがあったのかもしれない。が、やっぱり蜂だから、ちょっと怖いし、できればもう挟まらないで欲しいなハチコスモスハチ

だらしのない王子の娘もまた輪をかけてだらしがない。しかも王子より気が強くものすごくたちが悪い汗

色々あるが今一番嫌な事は、中身の残ったペットボトル。

本当は嫌なのだが、どうしても粗大ゴミを出す都合で娘の部屋を掃除した時に、たっくさん出て来たそれら汗

 

言ってもやらないし、かといって放っておけず、空の物だけ王子が片付けあとは本人に口頭で片付けろと言って早1週間。まだそのまま汗これを片付けたらもう絶対やらないだろう。放っておいても多分やらないだろうが。だって本人平気なんだから。

だから廊下に出したそれらを部屋に戻すことにしたDASH!

 

も一つ。犬の事。王子犬は好きではない。可哀想なのと親としても責任で命を守る手助けをしてきた。が、犬のしつけができておらず、くっそ頭に来た。

毎日仕事から帰ると、散歩をさぼる娘の代りに、せめてもの息抜きにと思いベランダで少し遊ばせていた。が、小屋にうんちしてあるし、片づけてる間に部屋の外に逃げ出した。

すぐ隣には茶太郎もいるし、餌も狙われるので王子追いかけようと散らかった部屋を一歩踏み出したところで画鋲を踏んだ。

 

息子の部屋に逃げ込んだ犬をそこからベランダに出して、娘の部屋に戻ろうとした時に、ペットボトルを入れるために王子がかけた袋が邪魔をし、ドアの厚みの部分にデコを思い切りぶつけた。

ずっと怒鳴り続けていた。

その後も怒りが収まらず、犬には全く構わず洗濯物を干した直後、犬を小屋に戻そうと部屋から呼んだ。

いつもなら部屋を逃げ回ったり、ベランダから戻らなかったりなのだが、今日は怒鳴る王子にすぐに従った。わかってるんじゃんむかっ

老犬だからと言って甘やかすばかりじゃダメなんだと思った。

 

 

 

わざとやらないのかできないのか、いい大人になった娘の勝手な行動にほとほと困っている。しつけに失敗した親は一生面倒見なければならないのか?出ていく気もお金もなさそうだ。、まして嫁になんか行きそうも行けそうもない。本当に嫌だ。大外れくじを引いた気分だドクロ