クレマン・マロ | フランス語学習ブログ
久しぶりに真面目な?フランス文学のことを書こうと思います。

今日はカフェレッスンで、ルネサンスの時代の宮廷詩人、クレマン・マロについて簡単に詩の講義を受けました。
押韻派と呼ばれる詩人の中でも、クレマンは、非常に簡単で平易な形だが、甘美でわかりやすくロマンチックで、リズムに乗せやすい言葉の美しさで特徴的。
だから、ラヴェルなどの作曲家にいくつかこの詩にメロディーをつけて歌として残されています。

顔はこんな感じ。
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私は家でテキストや、図書館で借りたフランス文学全集の詩人編を読みながら、気になって仕方がありませんでした。

誰かに似ている。誰だろう…ああ、喉まで出て来ているのにわからないって、非常に気持ち悪い。

ところでクレマンは、フランス語の複合過去形で、目的語が動詞の前に置かれた時の過去分詞の性数一致の文法を作った人なのだそうです。
これは、私が好きな文法規則の一つでもあり、それを先週聞いた時はちょっと感動でした。

でも、関西人の私にとっては、似ている顔と名前が一致しないと気になって何も手につきません。

この一週間、ずっと悩んでやっと、思いつきました!
もしかして、タカ アンド トシの、トシの方じゃないか?
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髪型と顔の輪郭がほぼ一致しませんか?
あごひげをつけたらもう殆どクレマンです。
そして、タカは言うまでもなく、前にこのブログで書いたトマ・ピケティ。

奇しくも、マロ アンド トマの2人ともフランス人です。時代は違うけど、タイムマシンでマロに現代に来てもらって、マロがピケティの頭を叩きながら
「欧米かっ」
と突っ込んでくれたら、本望です。もう何も言うことはありません。

この私の持論を、タカトシを全然知らないフランス人の先生にフランス語で説明するのは大層骨が折れましたが、なんとかわかってくれたようです。(いつも私がこの作家が誰々に似ているとかこの政治家は日本の女優の誰々そっくりだと言うので、慣れて聞き流していただけかも)

さて、先日フロラン・ダバディ(サッカーの通訳だった人)が久々にテレビに出て来て、東進の林修先生の流行語「いつやるの?今でしょ!」を、フランス語で言っていました。
Quand est-ce qu'on fait ? Mais maintenant !!
と聞こえた気がします。

先生より一足早く頭がバカンスモードで、すみません。