私がオランダ語をやりたい理由 | フランス語学習ブログ
オランダ語のしくみ/清水 誠

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実は「モダンタイムス」の下巻が、あまりにも恐ろしくて(拷問シーン)読むのがイヤになって来ました(涙)
私は、昔から殺人とか暴力の描写にも弱くて、だからミステリーも殆ど読まないんですよね~。
というわけで、ちょっと休憩しています。

さて語学の勉強に行き詰まった時、いつも思い出すのが大学時代の研究室でのオランダ語の思い出ですチューリップ赤

(関係ないけど、理系は研究室といい、文系はゼミと呼ぶことが多いらしいですね。)

高校時代に数学が苦手で文系に進む人が多いのと同じく、英語が苦手で理系に進んだ人も大勢いました。
それなのに一般教養で2年間、英語と第2外国語の授業があるのを知って衝撃を受け、しかもその単位を落としたために留年した友だちは何人もいました(汗)

しかも、理系では海外文献を読むために英語の授業は4年生までしっかりあったんですね~(笑)
まあそんなに難しい文法はなく、専門用語の単語さえ押さえておけば、後は知識でなんとかカバーできたのですが…
毎週の英語の論文を読んで訳す宿題が半端な量ではなく、英語が嫌いで理系に来た同級生たちは、「なんで大学に入ってまで英語がついて回るんだ!」と嘆いていました。

それも英語だけではすまないのです。
国によって得意分野があり、それがヨーロッパ各国に分散していると、自分の専攻について詳しい国のマイナー言語もおまけで習得しなければならないとわかったのは、研究室に配属が決まる2年の終わりでした。
メジャーな論文は大抵英語文献も存在しますが、マニアックな研究となるとその国でしか出版されていない原書なども読まなければならないからです。

私の専攻したかった分野はフランスが得意とされていて、その担当教授もフランスに留学されていたから、フランス語がペラペラでしたグッド!
第2外国語でフランス語を選択した私は、専門課程でもフランス語をやれることに嬉しく思っていましたが、その担当教授はなんと私が2年生を終えた瞬間に定年退官されてしまいました…

ガビーンガーン

仕方ないから、他の教官に指導していただくことになりました。
もう、フランス以外だったらどこの国でも同じですが、当時その研究室には先生が3人いらして、人間的な相性を考えるとまずまずだった先生のご専門は、オランダが最も進んでいたのでした。
当然、その先生は若かりし頃にオランダに留学されていました。

オランダは英語も通じますが、その分野の古い文献は圧倒的にオランダ語だけです。

だから、その先生につくならオランダ語をやる覚悟で、と決まっており、大学院の先輩も、研究室の本棚にオランダ語の参考書を並べて時々独学していました。

そして後輩となった私に、
「オランダ語は、ドイツ語とよく似てるから簡単だよ。え、君、教養でフランス語取ってたの?じゃあわかりにくいかもね~。まあ、実験とオランダ語、両方頑張ってね。」
と言いました汗


結局、先生は私がオランダ語を習得してまで研究に打ち込むタイプではないと察したのか(汗)
英語の文献だけですむ、比較的易しい卒業研究にしてくれましたチョキ

その代わり、専門用語が載っている分厚いランダムハウスの大辞典はしょっちゅう引きましたよあせる
いまだに、宿題で「この単語が載ってない!」と焦る夢をよく見ます。

でも、本当はオランダ語もやってみたかったなーラブラブなんて、今になって思います。

というのは…

就職して会社の研究室に入った2年目、出張したセミナーの後に、講師(ドイツ人)とその秘書や各企業社員の懇親会を兼ねたパーティーがありました。

そのセミナーは、ドイツが主流の先端分野だったので、講演もドイツ語だったんです(汗)

当然、ドイツ語ができないお客さんのために英語の通訳がつきましたが、英語の文献ならともかく、リスニング能力がアメリカの3歳児以下の私には意味なしでしょぼん
日本語のレジュメを読んで、図や表を見て、ふんふんとわかったふりをしていました(笑)

しかし、懇親会に出席している他の企業の若手社員たちと来たら。
パーティーでは英語でペラペラと、招待されたドイツ人達と談笑してるんですね叫び
もちろん、ネイティブ並みの流暢な英会話ではありませんが、大体は意思が通じ合っている様子。
日常会話や挨拶ではなく、むろんセミナーの内容についての高度な会話です。
時折、笑い声まで出ている始末ですキスマーク

君ら、英語が苦手で理系に来たんとちがうんかーい!!(勝手な誤解)

英語コンプレックスの私は、冷や汗をかきながらこそこそ逃げるように、一人で立食パーティーのオードブルをお皿に盛って、ぱくぱくもりもり食べておりました。
すると、どこかの企業の若手研究員で親切そうな男性が、私のそばに来て、

「あなたもこっちへ来てしゃべりましょうよ。英語だったら話せるでしょ。」←当然のように

と誘うではありませんか!ガーン

私は「い、いえ私、英語は苦手なので…」と逃げようとすると、

「ああ!ドイツ語なら話せるんですね?僕らもドイツ語の方が本当はしゃべりやすいんですよ!さ、こっちへ」

と講師の方へ引っ張って行きます(汗)

私は「いえ、ドイツ語も全然…あせる私は、フランス語ならちょっとだけ」と弁解しました。
(実際は、学生時代に仏検3級を取ったきりで話せるレベルとはいえない)
上司の命令とはいえ、こんな高級なセミナーに参加しているのに、英語もドイツ語もできないというと、情けなさ過ぎるので。

そしたら、そのお節介な男性は、ドイツ人講師に向かって、ドイツ語で
「彼女はフランス語が話せるらしいですよ」
みたいなことを耳打ちしているパンチ!

更に信じられないことに、そのドイツ人講師ってば、ちょっと固い訛りのあるフランス語で

「ワタシ、フランスニモ何年カイマシタネ。On parle en francaisニコニコ今日ノワタシノ講演ドウデシタカ」

ってペラペラしゃべりかけて来やがったーメラメラ
ぎゃあ~~~DASH!

これだからヨーロッパ人て、嫌いよハートブレイク
隣の国の言葉なら3~4カ国語喋れて普通だもーんって余裕かましてるね(汗)
ドイツ語と英語ができない言い訳にフランス語を出したのに、あっさり切り替えてフランス語で返してくるなよーーー(涙)

その時、「実は、私はオランダが主流の研究をしていたので、オランダ語しかできないんです」と言っていたら、なんとか逃げられたかも知れないのにパー

オランダ語なら、ヨーロッパ人でもそうそうできる奴はいないだろうて…(そうでもない?)
いや、ドイツ人だったら方言感覚でオランダ語くらい簡単に理解できるのかもね。

とにかく赤っ恥をかいた私は、理系のくせに英語もドイツ語もぺらぺらの若手研究員たちと、ドイツ人なのにフランス語も達者な講師が憎くてしようがありませんでした(嘘)

でも、語学に文系も理系も関係ありませんね。
あくまで、語学は高度な研究をやる上のツールですから…

と悟った私は、いっそう語学に燃える野望を抱き、リベンジのため、いつかオランダ語をマスターしてやるドンッと心に誓ったのでありました(フランス語は?)