損害賠償の金額を90%に修正したものも書いておきます。(自分が後で見て分かりやすくするためにも)


認定された後遺障害の等級は14級(一番低い等級)でした。




①治療費 1,473,799円 


総治療日数 364日 実通院日数 198日 

治療費は、保険会社から医療機関に直接支払い済みのものです。 




②通院交通費 41,928円 


請求額通り


実際にかかった通院交通費 (通院交通費明細書記載) 





③その他 40,800円 


後遺障害診断書代 10,800円 

旅行見舞金 30,000円 


診断書代は実際は3,940円でしたが、金額UPしたので、保険会社内で決まっている一律の金額の可能性あり。


旅行見舞金は、保険会社と直接やり取りしている時に先方から口頭で出すと聞いた金額。




④休業損害 461,356円 


請求額通り 


内訳は、 

欠勤分の休業損害 164,941円 (休業損害証明書) 

賞与減額分損害 65,567円 (賞与減額証明書) 

有給休暇取得 16日分 230,848円 (休業損害証明書) 




⑤傷害慰謝料 1,071,000円 


「赤本別表Ⅱ(弁護士基準)」を基準にして、通院期間12ヶ月の金額が1,190,000円。保険会社との交渉によりその90%で算出。


1,190,000円×0.9=1,071,000円





⑥後遺障害逸失利益 2,430,281円 


請求額通り。 


基礎収入 事故前年の源泉徴収票 6,294,679円 

労働能力喪失率 5%(14級は5%と決まっている) 

労働能力喪失期間 10年(14級は通常3~5年で計算されるが、弁護士の判断で多めにしてくれました。保険会社もその金額で受け入れました。10年のライプニッツ係数は7.7217) 


6,294,679×0.05×7.7217=2,430,281円 




⑦後遺障害慰謝料 990,000円 


「赤本」基準。14級の金額が1,100,000円。保険会社との交渉によりその90%で算出。


1,100,000円×0.9=990,000 円




⑧調整 −35,365円


金額を500万円ちょうどにするための調整額。




損害賠償額①〜⑧合計6,473,799円


保険会社からの支払額②〜⑧合計5,000,000円