【30飼猫】トーナメントの秘密 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

ユベントスとフットボール・サッカーについて、理屈バカがつらつらと書き綴るブログ。
毒がもれる舌はご愛嬌(笑)

上原が引退して軽くショックです。
今回はトーナメントという方式自体の問題とユーベが絶対にビッグイヤーを取れないって話。

 

【正当性】
まずこれが問題よね。
試行回数が多ければ多いほど「正しい結果」に繋がるので一発勝負じゃ全く正しいとはいえない。
まーでも物理的にその実現は不可能だし、その不安定性も含めてドラマであり強さと割り切った決定法である。
だからもし育成としてやるなら全く意味はない。
ジャイアントキリングも起こりうるエンターテイメント方式ともいえる。

 

【補正】
それでも正当性を下げるのはコンペティションの価値を下げるだけ。ということでシードというシステムがある。
確かにこれなら順当に勝ち上がると1番強いクラブと2番目に強いクラブが当たることになる。
勝ち上がりやすさも下馬評順(シード順)なので補正にはなる。
ただ、サッカーという競技が試行回数を増やせない性質上、補正の効果はさらに限定的になる。

 

 

【チャンピオンズリーグ】
この場合はどうか。
決勝トーナメントの1回戦はともかく、2回戦以降は完全抽選だからシードなんてない。
ということは理論上、完全に実力通りの結果になったとしても8チーム中5位のチームでも決勝に行ける。

 

 

【ユベントス】
さすがにユーベが中位からのラッキーファイナルというつもりは無いけど、2回の決勝とも相手と同レベルだったともとても言えない。
自分でもかなりひどいことを言ってると思ったので詳しく説明しにくくなってきました。
つまりこの5年で作ったチームは人事を尽くして天命が味方すれば決勝まで行ける可能性のあるチームではあるが、ヨーロッパトップのチームではない。
人事を尽くして天命が味方してもかなり分の悪い勝負にしか持っていけない。
(我ながらなんでこんな酷いこと言ってんだ?)

 

【まとめ】
5年で2度決勝に行っていてもヨーロッパのトップではない。
トーナメントの性質上、そういうことは往々にして起こりうる。
それでもこの5年とチームが素晴らしい努力を続けたグッドなチームであったことは間違いない。
ただ、「5年で2度決勝に行った」という結果だけ見てると何かを見失わないかってことです。
現状で良しとしていたら次に決勝に行ってもまた負けます。

 

【おまけ】

冒頭で絶対ビッグイヤーを取れないって言ったけどあくまで確率が低いってだけで当然だけど絶対はない。
弱い人間ほど強い言葉を使いたがるを実践してみました。
しかしこれだけのことをこんだけ長々書けるってやばない?
これを雑誌の記事とかみたいに情緒的に書いてたら毎回何文字になるよ(笑)
倍くらいになりそう。そしたらさすがに誰も読んでくれないよ。
 

でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/