お仕事モードのカレさん。

甘えたモードのワタシ。

このすれ違いは初めての経験。

今は無理だって分かってるのに、甘えたくて仕方がない。

我慢すると、二人の時にローテンションになる。

そしたら悪循環。



カレさん、私が疲れてると思って(まぁそれも間違いではないんだけど)早く帰らせようとする。

ただでさえ多忙なくせに、私の仕事を奪って、自分の仕事をバイトくんたちに少し投げて。

『今日はもういいから、帰ってゆっくりしな』

この言葉だけ見たら、優しさに見えるよね。

でも違うの。

テンション低い私とは一緒にいたくないの。

こっち見ないで、義務的なハグして、ちゅーして、ゆっくりしろって帰らせる。

心の何処かに、このタイミングで不調とか勘弁してくれよ、って気持ちがある。

見えちゃうんだよ、カレさん。

良い評価より悪い評価の方が、透けて見えるんだよ…。



仕事は普通にできてたから、周りは??で。

『月さん、怒らせたんすか?』

バイトくんに小声で聞かれたよ。笑

『ううん、薬飲んでるの見られたのかなぁ』

『体調悪かったんすか?!見えねー!すんません!』

『ごめんごめん、そんなにしんどくないの!でもカレさんからすれば、更に忙しくなる週末に向けて治してこいってことだと思う』

そう、自己管理できてない私が悪いから、と話してたら。

『ならもうちょい、柔らかく言えばいいのにねーカレさんも』

と古参のパートさん、呆れ顔。笑

ご迷惑をおかけしてすみません…と頭を下げて帰ってきました。



いつもなら少しは反論なり抗議なりするんだけど、今日はもうやめた。

すれ違ってるの、よく分かったから。

ここでゴチャゴチャしても、良くなることはない。

クールダウンの時間が必要。



原因、なんだろう。

そう思って、昨夜いろいろ考えてみた。

なんでこんなに甘えたいんだろう?

そしたらやっぱり、寂しさだった。

こないだカレさんが、常連のお客さんで学校の先生をされてる方に、相談してたの。

お子さんの反抗期について。

勉強まっったくしなくて、テストの点数は0点か一桁。

家ではずーーっとスマホでゲームか友達と喋ってると。

『このままじゃ人としてダメになると思って、頭抱えてるんです』

この話、何が寂しいって…

奥さんから相談されてないと、分からないことだから。

夜遅くに帰宅して、仕事の休みは私と過ごすカレさんが、お子さんの日常を知る機会はそうそうない。



必要とされたら、頑張っちゃうよね〜。

父親として当たり前のことなのに、そんな嫌な見方をしてしまってた。

だから寂しかったんだね、私。

奥さんの存在がチラつくたびに、いちいち寂しくなって、悲しくなる。

父親であることを選んだカレさんが、当たり前のことをしているだけなのに。



寂しくなってもいいから、カレさんに心の隙間を埋めてもらおうとする癖、やめないと。

自分で受け止めて、消化しないと。

てかまず、地雷見つけた時に回避しないと!

毎回ダメージ受けてから気付いてしまう。



私はまだまだ、お子ちゃまマインドが消えてないみたい。

大人になりたいなぁ。

しばらく、寂しんぼな私をセルフ甘やかしでいこうと思います。

私がしっかりしてないと、職場でのカレさんの評価が悪くなっちゃう…笑笑