昨日の夜、仕事終わりに近くの公園へ。
二人で夜桜♡
お酒飲みたいところだけど、カレさんはバイクだから…
缶コーヒーで、夜桜。笑
「いろんな考え方は違うけど、価値観が似てるから居心地がいい」
最近よく男女の違いを話していて。
スタッフの育て方の話からその流れになったんだけど、考え方の違いに驚いたり笑ったり。
私としては、違いが面白かったんだけど。
カレさんは、不安だったのかな。
「何に重きを置いてるか、って大事だよね」
そう返すと、カレさん饒舌に語り出す。
「俺はやっぱり、仕事が大事。そのために、睡眠と食事、読書とコーヒーと煙草、月ちゃんとのデート、それらはほんと欠かせない」
「知ってるよ」
「俺の方が先に年寄りになるから、月ちゃんに呆れられるのが怖いなぁ」
「状況変わってるかもしれないし、例えば一緒に住めてたら、助け合えるじゃん?」
「あ、そう!こないだテレビで、50歳以上の人しか入居できない、シニア向けの大きなコミュニティやってたんだ。娯楽施設も揃ってて、すごく良かった!」
「そういうとこで、のんびり一緒にやっていけたらいいね」
「うん、そう思った」
ズルイ人。
絶対に自分からは、夢見てる未来のことは言わない。
でもそういう話になったら、俺もそう考えてたってアピール。
気持ちがないわけじゃないし、考えていないわけでもない。
だから、毎回「例えばこんなところで…」って街や国のネタが出てくる。
それでも自分から発信しないのは、きっと、あまりに夢物語だからだと思う。
カレさんにとって、まだ、私たちの未来はリアルではないんだと思う。
だから私も、時々は曖昧にする。
「どうなるかなんて、分かんないよね。私だって、そのうち疲れちゃうかもしれないし」
「え、飽きてきたの?」
「ううん、そうじゃないよ」
「いろんなとこ、出掛けたい?」
「たまーに、遠出とかしてみたいなぁ」
「このまま、一緒にいたいね」
「何にも変わらなかったら、終わっちゃうけどね?」
「いや、このままって、そういう意味じゃない!月ちゃんは、終わることも考えてるの?」
「私は、自分が一番カワイイから」
「ん?」
「それよりさ、、、、、」
話を変えたら、カレさんはほぼ、戻すことはない。
こういう時に、未来がないなら別れるって明言しても良いことないし、どんな関係でもずっとそばにいるって言いたくないし。
だから、曖昧にする。
それが一番、キク気がする。笑
不安にさせたいわけじゃなくて、いつかは決断しなきゃいけないと自覚してほしい。
そしたらきっと、なるようになっていくから。
なんとなく、そうなったらいいなぁ、じゃズルズルいっちゃうから。
状況にそうさせられる、ではなく。
カレさんの意志で決めてほしい。
私と一緒にいるのか、やめるのか。
こういうのを、たまーに、会話の中に織り交ぜてます。
普段は、なんにも考えず気持ちのまま、カレさんがいて嬉しい大好きフルスロットルなんだけど。笑
たまーに、真剣な空気でサラッと、ナメンナヨって釘は刺す。
一瞬のために力を蓄えて、この時期に一気に咲き誇る桜。
美しさには、儚さが伴うものなのかな。
綺麗だけど、どこか寂しい。
特に夜は、それを強く感じた。
こんな風に、美しく気高く咲きたい。
来年は、どんな気持ちで見上げるのだろう…