こんばんは。今月は心斎橋の教室はお休みです。
そのかわり、自宅でお稽古することにしました。
11月ですから、今月から「炉」です。
きてくださるのは、平日に都合がつくレギュラー茶の湯女子さまと初訪問の友人です。
近くの和菓子屋にねりきりの生菓子をお願いしました。
干菓子は富山の銘菓 月世界(つきせかい)・・京阪デパートに毎月15日に入荷されるのです。
メレンゲを乾燥させたお菓子です。不思議な感触ですね。先日、師匠のところに稽古に行ったときにいただきました。
6畳の和室は床の間があり、炉が切ってあり、床の間には花入れを掛ける釘や掛け軸を掛ける釘もちゃんと打ってありますのよ。わが師の稽古場の和室を参考にさせていただいたのです。
でも、正式な広間の8畳ではないことと、隣の部屋は台所と食堂なのです。準備する専用の水屋がありません。
稽古をする日はダイニングの不必要なものはできるだけ他の部屋に移して、臨時の水屋にするのは苦労いたしますわ。
でも、親しい方がお茶の稽古にきてくださるのは、嬉しいですね。
わたしの家は大阪市内で交通は便利ですが、駅からバスに乗らないといけないのです。
そんな手間をかけてきてくださるので、とても嬉しいのです。
稽古は「炉」の最初ですから、薄茶の運び点前です。
レギュラー女子さまは心斎橋のテーブルでは、お盆の上に茶碗と棗をのせてする略点前で、自宅の稽古の時は普通の運び点前をしています。手順や道具を置く位置も違います。
でも、2年半、ほとんど稽古を休むことなく、月2回のペースできてくださったので、昨日は嬉しくなりました。炉は4月以来、半年ぶりです。ベテランでもすこしとまどうこともあるのに、こちらが口頭で説明をすると体が動いていきます。

本当にいままで一つ一つを手とり、足とりでしたのに、大きな進歩です。
2年半、月2回してきたからですね。スランプのような時もありますが、ある時すっと前に進むときがあるのです。
「よく頑張りました」と褒めましたわ。
そして、もうひとりのママ友の友人は、お茶をいただくときに、「お相伴いたします。」「お先にいただきます。」とご挨拶して、まわりの方にこころ遣いをすることに感慨深げでした。こんな茶の湯のこころを学校や家庭で、子どもたちに教えたらいいのにねと少し教育談義をしてしまいました。
あっという間に2時間以上過ぎて、月一回、忙しい仕事と家庭の合間に無理せずお稽古しましょうと約束して帰っていかれました。
お茶をしていてよかったわと思う昨日でした。
お知らせ
金曜の夜7時からの教室は12月20日に心斎橋c-flatでいたします。
定員は4名です。受講料は3000円(菓子、抹茶代を含む)
よろしければどうぞ。申し込みは専用フォームでどうぞ!
申し込み
こちらにどうぞ http://form.mag2.com/jiopifroud
メールでもどうぞ chasuki★hotmail.co.jp ★を@に変えて