心斎橋茶道カフェの女将のブログにようこそ!
今日は「紅型 沖縄の美しいきもの・ 琉球王朝のいろとかたち」に行ってきました。
大阪天王寺公園にある大阪市立美術館で10月21日までなので、午後の短時間で見てきました。
ここ天王寺は、大阪唯一の路面電車の阪堺電車の始発駅あり、
西日本一の高層ビルが建設中、そして、私立美術館はレトロな建物、西に目をむければ、通天閣と新世界が見え、
そして美術館横の茶臼山と慶沢園は 豊臣と徳川が 大阪城夏の陣、冬の陣で戦った古戦場となんとも大阪らしいごちゃごちゃの町です。
でも美しかった「紅型」、何度も沖縄には行きましたが 本当に19世紀の王族や士族が着たものを見るのは初めてでした。
説明では、琉球王家の尚家が大切に保管してきたものや明治期に本土の個人や松坂屋などが蒐集したものが多くあるそうです。
いろいろなところから集めて一堂にみれるのは感激!です。
「紅型」は王族や士族しか、着用が許されなかったそうです。
特に黄色は染料が貴重だったので、王族のみに許された色でした。
鮮やかな赤、青、黄色、緑で花や鳥、雲、山、水が描かれています。
中国も日本も琉球王朝の時代は外国であり、その国の模様がつかわれのが
ステータスと考えられて、沖縄の風物や花、景色は模様にないそうです。
もうひとつ 気付いたこと、「紅型きもの」の素材が 高級な麻と木綿だということ。
そうでうすよね。気候が暑いなかで、麻と木綿が最適なのですね。
夏用の単衣と冬用の袷はありますが・・・・やはり 本物を見ることは大切なことですね。
大胆な模様のなかに、庶民にも許された小柄の模様もよかったですよ。
初めて見る模様、手間のかかった染め模様に職人さんの技術の奥深さを垣間見ました。
お読みいただきましてありがとうございました。
FM 放送の「ジェット ストリーム」のエンディングテーマが流れています。
美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように、お休みなさい!