9月9日重陽の節句の茶会 | 心斎橋茶道カフェ女将のブログ

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心斎橋で、正座をしないテーブルでの茶の湯教室です。茶道の世界をもっと多くの若者に楽しんでほしい、そして自信をもって世界に方々と交流してほしいというおもいからブログをつくりました。

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心斎橋茶道カフェ女将のブログ 実際の主菓子です


9月9日は私の師の茶会でした。5年ぶりです。2年前の茶会には参加できなかったのです。大阪から一つ京阪電車で京都寄りの市の神社で行われました。 


長板といって、お点前の畳の幅で奥行きは30センチほどの板を敷き、その上に風炉と釜を左側に置き、右側には 水指(みすさし)置きます。長板(ながいた)の二つ飾りです。


お菓子は菊の饅頭です。9月9日は中国から伝わった5節句のうちの重陽の節句、別名 菊の節句といわれています。

お茶碗も菊の模様が多く出されました。

風炉は陶器でできた土風炉です。この風炉の中の灰はまた特殊は形をしています。私も初めて見ました。鱗灰(うろこばい)といって、鱗のように模様をつけています。気の遠くなるような作業でつくりだされます。そのような作業が必要なのでなかなかされないそうです。

実際のものではありません。イメージ画像です。


その茶会に、9月2日の堺の茶会に来て下さった茶の湯男子さまがきてくださいました。

そして、お昼ごろには、着物がよく似合うカジュアル茶の湯教室の生徒 すももんさんがひとりで来てくださいました。


カジュアル茶会とはまったく雰囲気が違うでしょう、でも先生の道具がすごいので、見ていただけて良かったと思います。


30年近く前はお茶会は年1回以上はしていて、その時は若い社中さんがたくさんいました。今はお点前する人も水屋で点てたお茶を運ぶ人も少なくなりました。そして、若い方も少なくなりました。


私がカジュアル茶の湯教室を始めたのも、日本文化の多くのエキスが詰まり、お茶を通して、心の交流もできる茶の湯をもっと多くの若い方に知っていただきたいと思ったからです。


教室でお点前をどんどんお稽古してもらって、私もぜひお茶会をしますわ!!