大阪堺 朝雲庵の体験教室 最終章 | 心斎橋茶道カフェ女将のブログ

心斎橋茶道カフェ女将のブログ

心斎橋で、正座をしないテーブルでの茶の湯教室です。茶道の世界をもっと多くの若者に楽しんでほしい、そして自信をもって世界に方々と交流してほしいというおもいからブログをつくりました。

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心斎橋茶道カフェ女将のブログ 八寸に海のものと山のもの

茶室で濃茶(どろりと抹茶を練るように点てたもの)を点てているときは、おいしくなるようにひたすら心をこめます。まわりのことは何も目に入らないのですが、今回のお客さまも記録に残すため、少し最初はカメラで取っていただきましたが、少しするとシーンとして、まわりの空気がピーンと張り詰めているのがわかりました。


いままでで こんな凛とした空気を味わったことがないほどでした。

初めての茶室を体験される方がほとんどのなかで、そのような場をつくってくださったお客様に感動しました。これを味わいたいために準備をしてきたのですが、みごと応えてくださいました。


茶の湯のもてなしは亭主から一方的に与えるものでなく、客も亭主のおもいを理解してともにつくるものなのです。


濃茶のあとは、一転してリラックスして、薄茶を楽しみます。

かわいい干菓子でしょう。9月 月見にちなんで、月とウサギです。



心斎橋茶道カフェ女将のブログ 干菓子盆は琉球漆器盆


もっとゆっくり 楽しみたかったのですが、時間がもう4時になり最後はすこし走りました、

薄茶は経験者の茶の湯男子さまにお願いして、男点前もみせていただきました。

女性とはすこし違います。そして、希望者にお点前の座に座ってもらい、お茶を点てるところだけをしていただきました。


そして 茶会教室は終了です。

あとかたづけをしながら、いろいろおしゃべりするのも楽しいものです。

はこんな形でも、まずは体験していただくことが大切と考えています。


そこから もっと深い世界に興味をもって、入ってきてくださることを期待します。

あまり、入り口が狭くては、せっかく素晴らしい世界があるのに、もったいないことだと思うのです。


次のブログはみなさんの感想をご紹介したいと思います。

お読みくださってありがとうございます。