茶室打ち合わせ、八寸をつかおう | 心斎橋茶道カフェ女将のブログ

心斎橋茶道カフェ女将のブログ

心斎橋で、正座をしないテーブルでの茶の湯教室です。茶道の世界をもっと多くの若者に楽しんでほしい、そして自信をもって世界に方々と交流してほしいというおもいからブログをつくりました。

心斎橋茶道カフェ(カジュアル茶の湯教室)女将のブログへようこそ!



心斎橋茶道カフェ女将のブログ 冷そうめん 梅ソースつき


昨日は暑かったですね。でも、留守番は家にいてくれたので、朝から9月の教室の茶室打ち合わせに堺までいきました。


ちょっと道順をお伝えします。

 

江久庵(こうきゅうあん)というお菓子処の茶室をおかりするのです。電車では、難波から急行や準急で10分の堺東駅が最寄りです。これは難波から高野山(橋本)方面の南海高野線にのってください。

和歌山までの南海本線の堺駅やJR阪和線の堺市駅とよく似た名前の駅が周辺にありますが、一番近いのは 堺東(さかいひがし)駅です。難波や新今宮、天下茶屋から乗るときに必ず南海高野線にのってくださいね。


そして、堺東駅では、北出口方面の階段を上がり、さらに 北東出口 方違神社(ほうちがい神社)方面の改札が近道です。 改札をでると正面がマンションの入り口ですが、その横の階段を下りてください。すると幅2メートルほどの人しか通れない通路に出ます。左は南海の線路、右はマンションの駐車場です。そこをすすみ、道路に出れば、右の曲がり線路を背に歩きます。左手にエクセルヒューマンのビルが見えます。もう一度広い道路と合流しますが、そのまま歩道を3-4分歩くと、方違神社の森が見え、その手前が江久庵です。


自動車で来られる方は、方違神社の裏に大きな専用の駐車場があります。徒歩で店に来るには、神社の境内を横切るとこれも3分ほどで着きます。


昨日の打ち合わせで一番したかったののは


心斎橋茶道カフェ女将のブログ

ほんの少しでも、茶懐石の雰囲気を味わっていただきたいと、八寸を使いたいということでした。


八寸とは赤杉のへぎでつくられた八寸(24センチ)のお盆です。そこに海のものと山のものを載せて、懐石の際に酒の肴として出されるものです。本当の茶懐石にはすこし酒が出されるのですが、今回は出しません。そのやりとりを楽しみましょう。懐石はおいしいお茶をいただくためのものですから・・・


打ち合わせでは、いつもは茶室担当の方だけですが、今回は製菓部の専務さん、厨房責任者さんも同席いただきました。できるだけ こちらの希望に添って対応してくださるようです。限られた私の道具で、いろいろ制約のある中でしてくださる会社の姿勢に感服しました。


みなさんが協力してくださって私は幸せです。

茶の湯のもてなしとは、先日の番組でも、宗匠がおっしゃっていましたが、お客さまによろこんでいただくように亭主は心を砕くのですが、客はサービスを受けるだけの存在でなく、亭主のこころづかいを客が感じ、亭主と客がともに心を通わせるものであるということです。ともに楽しむものなのですね。


この茶事・茶室体験の残席は2席です。8月10日まではお受けします。


申し込みは 

こちらにどうぞ http://form.mag2.com/jiopifroud


それでは、またお読みくださりありがとうございます。