初風炉の時期、平点前のお稽古が基本 | 心斎橋茶道カフェ女将のブログ

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心斎橋で、正座をしないテーブルでの茶の湯教室です。茶道の世界をもっと多くの若者に楽しんでほしい、そして自信をもって世界に方々と交流してほしいというおもいからブログをつくりました。

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5月10日 自分のお稽古にいってきました。


木曜日が我が師のおけいこ日、ずっと変わらないのです。


20歳代は独身でしたので、かなりみっちりお稽古しました。


いまでもありますが、25歳までの若い方をあつめての家元での


講習会があり、私も行かないかと師からすすめられたのですが


仕事を持つ身で、その当時職場は4連休までしか認めないという掟があり


5日間の講習をあきらめました。今でも残念に思っています。


さて、今日は5月の立夏の後の最初のおけいこ日です。


「初風炉」です。昔はこの日と11月の「炉開き」の日は散らし寿司などを


師が作ってくださってお祝いしたものでした。


今年の初風炉の日は師は背骨をすこし痛めて入院中です。


私の母と同じ年でも 母よりずっと元気な80代です。


そこで、お弟子さんで一番古い教授のお許しもいただた先生とおけいこしました。


風炉になって最初はどんなにベテランになっても、平点前(ひらてまえ)のお稽古からです。


平点前は一番シンプルな基本のなかの基本のお稽古です。


棚を置かず、水指を運んでいきます。


あらためて私の先生の偉大さをかみしめながらお稽古しました。


普通の家庭で、子育てしながらの先生はどんなに努力されたのか、私も先生の足元にも


遠くおよばないと思いながら・・・




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