つぶやきブログなのでスルーして構いません
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肌寒い日が続き
少し晴れ間が覗いた日
ちゃーさんと外の空気を吸いに外に出ると
翅(羽)の ちぎれたトンボさんが
コンクリートの上で動かなくなっていました。
「あらら、力尽きちゃったのかな。お墓作らなきゃ・・」
トンボさんを持ち上げると
まだ生きていて
飛べないけど足はしっかりしていて
私の指にしっかりつかまるトンボさん。
秋も終わり
トンボが飛べなくなるってことは
死期が近いってこと。
でもまだ歩いて
なんとか移動しようとしているトンボさんを見て
どうにかできないかなぁ・・と
少しネットで調べ・・
トンボは肉食系。
赤虫を好んで食べる。
赤虫・・それは売ってるのか?畑から採ってくるのか?
う~んと考えながらも
やはり昆虫が死んでいくのは自然の摂理
食物連鎖で食べられてしまうのも仕方がない。と
そう思い
そっと葉っぱの上に置いて
その場を後にしました。
それから数日忙しくて
外に出られない日が続いたその後
またちゃーさんと外に出ました。
「トンボさん、もう死んじゃったかな・・」
そんなことを思いながら
数日前に置いた葉っぱの周辺を探すと
動かないトンボさんの姿がありました。
足も動かなくなっていて
「やっぱりダメだったか・・」
目を涙ぐませながら「頑張ったね」と言い
スコップを持って土を掘り・・
もう一度トンボさんをじっと見ると
お腹のあたりが少しだけ動いていて
かすかに息をしていました。
「生きてる!」
都合の良い解釈なんだけど
もしかして
私が戻ってくるのを待っているように感じて
ぐっと込み上げまた泣けてきたのです。
居てもたってもいられず
トンボさんを家に持ち帰り
ティッシュを数枚重ね
そっと寝かせました。
ご飯は無理だけど
お水なら飲むかも・・
ティッシュに水を含ませ
口の所に置いてみると
動かなかった口を動かし飲んでいました。
身体全身で動いて喜んでいるようで
こんな小さな身体でまだ力強く生きていて。
数年前、死んでしまったクロの事を思い出していました。
クロも最後の力を振り絞って
歩こうと
倒れては起き、倒れては起きを繰り返して
ただ見守ることしか出来ない自分が
何とも無力で。。
出来ること・・
好きな食べものを与えたり
そばにいて身体をなでたり・・
覚悟は決まっている
でも涙が溢れてしまう。
とんぼさんは数時間後
静かに動かなくなり
次の日
土を掘っていた場所に「頑張ったね」と言い埋めました。
小さな命は普段消えることすら気が付かない
それでも羽のちぎれたトンボさんは
私の心の隅っこに居続けるんだと思います。
とある寒い日の出来事でした
ちゃーさんは来月4歳になります。
数か月前に手術したとは思えないほど元気で
「遊べ~遊べ~」とうるさいんだけど
ふかふかのちゃーさんは
なおちゃんの癒しです
大切な家族の一員、ちゃーさん
元気で、のんびりと長生きしてほしいなぁ。