洗面化粧台に対するチャシロ家の要望は大きく2つ。
○洗面ボウルの横に幅広カウンター(チャシロ妻のお化粧スペース)
○なるべく安く(主にチャシロの要望)
この要望を伝えたところ
設計「積水ハウスのPB品でお安く対応出来そうです」
とのことだった。
それで提案されたのがKSXという洗面化粧台。
調べてみるとオーリス製の洗面化粧台みたい。
(画像はオーリス社のブログよりお借りしました)
この洗面化粧台は幅が2000mmあってかなり幅広。
そして片方のボウルをなくしてカウンターにできるので、かなりの広々カウンターが実現できるとのことだった。
そしてそしてこの洗面化粧台はさすが積水ハウスのPB品だけあって価格も頑張ってた。
というか色んなメーカーに同じような【ボウル片寄+広いカウンタータイプ】の洗面化粧台をお願いした場合、だいたい最上位クラスを紹介されたのよね。
なので価格も最上位クラスになってくる。
それに比べるとKSXは半値程度となっていて、尚且つオサレ感にも溢れていて
「なかなかいい感じやん!」
という感想だった。
でもだ、細い仕様を詰めていくとなんやかんや不満点が出てきた。
⒈ ミラーキャビネットの仕様
KSXは2000mm幅に合わせたミラーキャビネットが付いている。
そしてなんかオサレ。
幅には文句はない。
2000mmもあるから。
問題は縦方向。
短いんよね、これが。
チャシロ夫婦は身長差が約30cmある凸凹夫婦なのだが、短いがためにどちらの顔もしっかり捉えられるいい塩梅の設置高さが見い出せなかった。
あとこのミラーキャビネットは横に開くのではなく、鏡の下の部分を持ち上げて上方向に開くタイプになっている。
身長の低い妻にはこれが操作しにくかったみたいで、不満ポイントの一つになった。
⒉ 収納棚の仕様
KSXのカウンター下収納は見た目スッキリしていてこれまたオサレな感じ。
そして2ボウルを1ボウルにして、片側はカウンターと収納スペースにするつもりだった。
なのだが、収納内部に設置される配管との仕切り板はボウルをなくしても外せないとのことだった。
つまり配管は実際は存在しないのに、仕切り板がそのまま設置されてしまうことで本来配管がある場所が完全な死にスペースとなる。
↓収納部の断面図
「板外すだけやんけ!」
と思った、というか言ったのだが、
設計「メーカーの方からの回答ですと、基本的に板を外すような対応はしかねるとのことです」
てな感じだった。
でももらった図面を改めてよくよく見てみると「着脱可能」の文字が。
この時に「外せないですよ」と言われた理由は未だもって不明だが(設計の見落とし?)、とりあえずKSXには不満点が募ってきて、洗面化粧台についてはもう一度考え直すことにした。
後編に続きます。