短答の恐怖 | 明日の風,昨日の空

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GPA1点台,論文4500番落ちのロースクール(笑)修了生が2013年司法試験に最終合格

短答は,肢別,過去問,セミナー問題集、スタ短(通年)を
中途半端にこなしたら全体平均点を取れたので,
特段の対策は必要ないと考えていた。

ただ,直前模試は220程度しか取れていないし,
本番も自信をもって解答できた問題はほとんどなかった。
冷静になって振り返ると運に恵まれた部分が大きい。

結果として成績通知まで胃が痛い日々を過ごす羽目になったので,
年内に本試験ベースで250取れるよう持っていきたいと思う。

まずは過去問,そして周辺知識をしっかり詰め込む。
その上で余裕があれば予備校問題も。

もう一つ,大手への就活を控える上位ロー,予備組の若手は,
短答も手を抜かずに8割以上を狙ってくるのに,
地頭で彼らに勝てない底辺ロー卒浪人の俺が,
力業で点を稼げる短答を怠けてどうするの?と思う。

不合格の主要因は論文にあるので見落とされがちだが,
短答を侮って失敗する2回目以降受験生は意外に多いんじゃないか。

短答の点数だけでなく、
知識不足が論文の答案にも有形無形の影響を与えかねない。

周囲を見ると1回目で短答通ったから
短答はやらなくても大丈夫でしょ的な雰囲気があるが本当にそうか。

昨年の刑訴,今年の公法を見ても,
科目別足切りの恐怖は尽きないし,
来年も1科目は虐殺が起きる可能性が高い(→評論家風)。
試験委員の性格からして公法系が易しくなるとも思えない
(吉野講師も言っていた)。

目処が立つまで短答も毎日20~50問は解こう。