茶殻までおいしい八女伝統本玉露 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

この日のお茶は、八女伝統本玉露。

 

日本茶インストラクターの実技試験のとき、私は玉露だったなぁなんて懐かしく思い出しながら淹れました。

 


 

パッケージにはGI(地理的表示)マークも。その地域ならではの品質や特性を持つ産品を知的財産として保護する制度。

 

 

八女伝統本玉露の中でも、GIマークをつけられるのは、最高級で希少価値があると認められた製品だけなのだそう。

 

玉露を飲むことはほとんどないので、飲むのも淹れるのも久しぶり。パッケージに記載されていた淹れ方の紹介が役立ちました。

 

 

最初に使った湯冷ましは、茶海のような役割に。ひとりで飲むときは日本茶もこういうスタイルになってしまいがち。

 

 

綺麗な濃緑色の水色が特徴だというこのお茶は、さえみどりを中心にブレンドされた原料を使っているのだそう。

 

品評会で受賞する玉露は、さえみどりという品種のものが多いのだとか。

 


 

袋を開けた瞬間「覆い香」とよばれる青海苔のような香りがすごかった。そして艶のある濃緑色が美しい。

 

このお茶を飲む前に読んだ本。

そして飲んだ後に、また読み返したくなった一冊。

 

八女茶 発祥600年

八女伝統本玉露を作っている方のインタビュー記事をはじめ、栽培・品評会・歴史からおいしい淹れ方まで、多くの写真とともに紹介されています。
 
日本茶全般について浅く広く紹介している本と違って、八女茶に絞って素人にもとても分かりやすく紹介されているので、とても楽しく読み進められました。様々な背景を知り、光景を想像しながら飲むお茶はひと味違います。
 
 
お茶うけに、ウメのタラちゃん。
 
 
おつまみとしてなじみのあるタラに、ゴマの香ばしさと甘酸っぱい梅の風味がプラスされています。
 
 
餡子とか干菓子とか、甘いものでなくてもよく合いました。
 
 
とろりと甘く、旨味たっぷりの玉露。1煎だけ満喫して水出しに。水出しもとてもおいしい。というか、私は水出しの方が好み。
 
 
ちょうど部屋に飾っていた小菊のグリーンがよく似合う。
 
 
茶殻を白ごはんに混ぜて、塩にぎりに。
これが爽やかでとってもおいしい。
 
 
塩もみしたニンジンを混ぜるだけでもおいしい。
 
 
久しぶりの玉露、余すところなく楽しめました。
 
 
猫さんも久しぶりに、ぬるま湯を飲みながらつきあってくれました。

 

 

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