ベランダの植物も少しずつ色づいてきました。
鉢植えのジュズサンゴも秋色に。
ひと月前の苗は、鮮やかな緑色でした。少しだけ摘んで小さな一輪挿しに飾るにもちょうどいい植物。
白い花と赤い実が同時に見れるのが魅力のジュズサンゴ。
鮮やかな色合いもいいけれど、やっぱり秋色が好き。
そんな秋色を眺めながら、岩茶を楽しんでいます。
選んだのは、酔海棠(すいかいどう)という岩茶。
希少品種らしく、いただくのは初めてです。
この色と香りに、飲む前からこれはものすごく好きなタイプだと確信しました。
鉄羅漢や老叢水仙など、力強さのある岩茶が好きな人なら、忘れられないお気に入りになりそう。深みのあるビターな味わい。
しばしじっくり味わってから、お茶うけにはおいも巻。
外側はどらやきの皮みたいなやさしい味で、真ん中はお芋をそのままほおばっているような食感。
これおいしい。リアルなお芋感がすごくいい。
こういう自然な甘みなら和菓子も好きだなぁと思います。
世の中の和菓子がみんなこういうナチュラルな甘みなら、もっと和菓子好きが増えるのかも。
お茶の味がなくなって、岩清水の味になるまで煎を重ねました。おいしかったものほど、茶殻が捨てがたくなります。
小さい葉っぱだなぁなんて眺めるのも楽しみのうち。
一晩乾かしてから、茶香炉で楽しみました。それでも名残惜しくて、ドライフラワーを添えて部屋の片隅に。
消臭効果を期待するというよりも、ただ目にするだけでおいしかった記憶がよみがえるので、ちょっとした自己満足です。
何やら画策しているように見える猫さんですが、ただの洗顔中。
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