めずらしく西洋紅茶。
フォートナム&メイソンのクイーンアン。
淹れ慣れていなくてもティーバッグなら安心。
この素材、この形、最近はあまり見なくなった気がします。
これは先月のおやつ、和栗のモンブラン。雪柳が咲き始めたこの頃は、まだささやかな寄り道を楽しめる時期でした。
大粒の栗が目を惹く、美しいフォルムにしばし見とれます。
クッキーのおいしいキハチらしく、底のタルト部分がものすごくおいしい。甘ったるさがなく、甘栗みたいな味のクリームも他とは一線を画すおいしさ。
クイーンアンは最近読んだ本の中にもミルクティーとして登場していました。英国紅茶予言師の2冊。
ライトノベルは、分かりやすい言葉・分かりやすいストーリーになっているので、語学を学んでいる外国人にも好んで読まれているのだそう。
この本の中にはたくさんの紅茶の名前が登場しています。
ラプサンスーチョン
アールグレイ
イングリッシュブレックファスト
スモーキーアールグレイ
はちみつ入りカモミールティー
ヴァーベインのお茶(クマツヅラ)
キームン
クイーンアン
SAKURAフレーバーティー
ヌワラエリア
ロイヤルイングリッシュブレックファスト
進路を考えるような年頃に読んでいたら、西洋紅茶が好きになっていたかもしれないし、英語を一生懸命学んでイギリス留学を夢見ていたかもしれない。
単一品種のものは、西洋紅茶でも日本茶でも特徴が分かりやすいけれど、ブレンドされたものはどれも同じような味に感じられます。あまり関心のないものならなおさら。
ブレンドの紅茶は、どれを飲んでも紅茶の香りで紅茶の味、という印象だったけれど、この小説を読んだ後、この紅茶は魚料理の後に、この紅茶はミルクを入れて…と、いろいろ試してみたら、それぞれの楽しみ方が少しだけ分かった気がします。
エレガントなパッケージよりもシンプルなものが好き。だからこうしてシンプルな缶におさめて蓋をするとほっとします。
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