飴玉みたいなサイズのコロンとした包み、陶器のフタを開けた瞬間ふわっといい香りがします。
おすそわけしてもらった台湾茶。まぁるく固められた珍しい形の東方美人です。
猫さんのまんまるな後ろ姿を連想させるサビ猫っぽい色合いは、別名の五色茶そのもの。
煎を重ねるごとにゆるゆると茶葉がほどけてきて、蜜香に包まれると気分もほぐれます。
蜜を溶かし込んだ紅茶のような味わいで後味とろりん。飲みこんだ後の余韻にも癒されます。
そしてこの日は懐かしいお菓子をお茶うけに。ルーブリアンというチョコレート菓子、子供の頃大好きでした。
いつの間にかデパ地下でもあまり見かけなくなり、名前も忘れていたお菓子でした。今では扱っている店舗がとても少なくなっているようです。
名前をきいてピンとこなくても、この缶を見たら思い出す人も多いのでは?百貨店向けの商品として昭和40年代頃からあるお菓子のようです。
きっと子供も大人も好きな味。甘く懐かしい味は、子供の頃の記憶そのままでした。
東方美人はチョコレート菓子との相性もぴったり。
飴玉サイズだった茶葉はむくむくとひろがり、まだまだたっぷりと楽しませてくれます。
長い年月が経った時、たった一度の記憶でも懐かしさを呼び起こしてくれるものもあれば、身近にあったはずなのにあまり覚えていないものもある不思議。
これから数十年後、懐かしさを感じて笑顔になれるものがいっぱいあるといいなぁと思います。
▼レーマン ルーブリアン
http://www.reman.co.jp/products/lubriant.html
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