お茶とコーヒーにまつわる切手を集めた企画展 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

看板


目白駅から5分ほど坂を下ったところにある切手の博物館で開催されているのは「珈琲とお茶の時間展」。そのタイトルに惹かれて足を運んでみました。


パンフ


こちらの博物館には、入場料を切手で支払うことができるというユニークなシステムがあります。さらに「コーヒーとお茶の時間展」の期間中は、開催概要を紹介しているサイトの画面を提示すると、受付で記念品をいただくことができます。


表紙


いただいた記念品はこちら。熊谷守一氏の「猫」というタイトルの一筆箋。大好きな猫、そして茶猫好みの色合い。とても嬉しいプレゼントでした。


看板


この企画展では、お茶やコーヒーにまつわる切手が展示されており、コーヒーやお茶を愛した人物の紹介や、お茶はいつごろどのようにして日本に伝わったのか、ハーブティーとはどんなものなのか、など、分かりやすい解説も記載されています。


茶


茶器やスイーツをモチーフにした趣きのある切手や、こんな消印の手紙をもらったら嬉しいだろうなと思える、日本茶の産地の風景印など、ほとんどが初めて目にするものばかり。


日本茶を海外に広く紹介したことで知られるドイツ人医師のシーボルトは、コーヒーが好きだったのか、なんて楽しい情報もいろいろあって、狭いスペースながら充分すぎるほど楽しめました。


パンダ


展示室横のスペースでは、国内外の様々な切手が販売されており、このパンダの切手2枚をおみやげに買いました。このパンダ2種セットは100円。


ポスト


なつかしい丸いポストの横には、国内外の切手がずらりと並ぶミュージアムショップ。現在も販売されている人気の切手から希少なものまで扱っているようで、小さな絵画を観賞している気分になれます。


ガラス


つい手に取って見たくなる、中国や台湾の切手のパンフレットも。


切手


帰宅後、いただいた一筆箋を開いてみると、手書きで文字を綴る温かみを久しぶりに思い出しました。転校した友人や就職や進学で遠く離れた友人と手紙でつながっていた学生の頃は、便箋や切手、ペンの色を選ぶ時間、伝えたい思いを言葉にして綴る時間、そして届いた手紙を読む時間、そのどれもが今のメールとは違った温かみがあったように思います。


中


お茶やコーヒーにまつわることだけでなく、切手にまつわる思い出も引き出してくれた企画展でした。そして、一筆箋の猫の絵のファンになりました。


入口


コーヒーとお茶の時間展は、6月28日(日)まで開催中しています。


▼切手の博物館
http://www.yushu.or.jp/museum/



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