猫さんと月光浴したくなるシーズンの到来 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

昨夜は、猫さんとお月見のつもりでしたが、あいにくの曇り空。それでも、雲の隙間から月の光が見えないものかと何度も夜空を見上げたけれど、厚い雲に覆われていて残念。

仰ぐ


昨年の中秋の名月は、「静夜思」という唐詩を思い出すような、美しい月でした。月の姿が見えなくても、月光にはまた違った美しさがあります。

ねこ


せめて月の光が見えないものかと思いながら空を見上げていた今年は、百人一首にある左京大夫顕輔の歌が思い浮かびます。

秋風にたなびく雲のたえ間より
もれ出づる月の影のさやけさ


秋風に吹かれてたなびいている雲の切れ間からもれ出てくる月の光は、なんと清らかで明るいことだろうか。

茶


月にみたてて、月色のお茶をいただきます。茶杯の中のお月様は、雲から漏れ出る月光のように、透明感があって清らかな味。


猫


すっかり涼しくなった夜風にあたっていると、すーっと力が抜けて楽になります。月の光は、いろんなものが浄化して清らかにしてくれるような気がします。

ふやき


これからは、月の綺麗な季節。今夜はスーパームーンが見れそうです。月光浴を楽しみたいですね。



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