初めてのスクールヘルス ~中学校で衛生教育~ | つむぐつなぐミライ

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世界放浪35ヵ国のち青年海外協力隊/平成28年度2次隊・保健師/2016年9月~ガーナの僻地で母子保健活動中!

どーも、お久しぶりです♪ひとみんです!

最近は配属先で年次報告会の準備&開催があったり、研修で首都へ行ったり、新居へ引越ししたりとバタバタな日々。随分放置してしまいました!

初めてのスクールヘルス

約1か月前に、近くの中学校に出向き、同僚2人と衛生教育をしてきました!

生徒は52人。

 

小学生だったらきっと演劇を用いたり、実験をしたり、視覚的教材も持参するのが楽しいかつ効果的なんだろうと思うけれど、

 

今回の相手は中学生。個人差はあれど、みんなある程度の衛生観念は身についてる年齢。(「いつ手洗いするのがいいのか?」の質問にはみんな即答!)

 

なので今回のメインは、“対話式のワークショップ”!

 

生徒たちに質問を投げかけ、答えを導きだしてもらい進めていく、そんなワイワイ賑やかなワークショップでした。

 

「衛生教育」と一口にいうと広域的だけれど、今回は主に「衛生と環境」についてのお話。各個人の衛生観念はあるけれど、そこから外的環境(人、物、動物、家など)の衛生的視点も身に付けようというもの。

 

同僚のDisease Controlorがファシリテーター役を勤め、同僚の保健師は補足/追加説明をし、私は手洗いクイズやデモンストレーションを担当しました。

生徒たちとの対話の仕方、答えの導き出し方がとても参考になりました!日本の生徒よりもバンバン手を挙げるし、鋭い質問やジョークも飛び交います。

担当した手洗いクイズは、士気を高めるためにグループ対抗!

 

「○秒に1人が不衛生が原因でなくなっている?」

「もし正しい手洗いが出来たなら下痢は○%防げる?」

「5本の指の中で一番洗い残しがあるのはどこ?」

「手のパーツの中で一番忘れがちな部分はどこ?」

 

などなど…生徒が答えやすい問題を選びました。

 

みんなものすごい勢いで挙手してきます!もう誰にあてて、誰にあててないか忘れちゃいます。

 

日本の先生がこの光景を見たら感動するだろうなぁ!

 

クイズの後、生徒2人に前に出てきてもらってみんなの前で手洗いをしてもらいます。

 

やっぱり大人が実践するよりも、同年代が実践した方が興味深いですよね。

さすが、中学生!ほぼちゃんと手洗いできてます。

 

でももっと印象に残りやすいように、ポイントごとに名前を付けてレクチャー。大好きな同僚の保健師、ママ・ルカヤが再現してくれました♪

Hands Washingの手順

1. お願いのポーズ

2. 亀のポーズ 

3. 山のポーズ

4. ライオンのポーズ

5. バイクのポーズ

6. つ~かまえた♪のポーズ 

 

もし手洗い指導を小学生にする場合は、もっと可愛く視覚教材や歌でアレンジしたいなぁ!

 

今回は郡保健局の同僚と行ったけれど、これからの活動のパートナーは各コミュニティで直接的に保健サービスを提供しているCHO(Community Health Service)たち。

 

色々な人を巻き込んで、より質のいいスクールヘルスにしていきたいなぁ!それからどの国での進めていくのが難しい思春期教育も進めていきたいと思います♪

 

ではでは~!

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