生まれてはじめて ヤギを食べてみた | つむぐつなぐミライ

つむぐつなぐミライ

世界放浪35ヵ国のち青年海外協力隊/平成28年度2次隊・保健師/2016年9月~ガーナの僻地で母子保健活動中!

♪ そう生まれて初めて ヤギの解体を見て

生まれて初めて ヤギ肉食べたの~

 

 

イェ アンソマー!(現地語のダガレ語で、みなさんこんにちは!)今日人生初めて、ヤギ肉を食べましたひとみんです!

 

 
 

そう、先日書いた「ガーナの式典の記念品は○○贈呈が一般的」のあの子です!

 

 
 

(ありがとう。)

 

つい4日前にいただいたヤギ。記念品贈呈の時、私が手綱を受け取ったヤギ。

 

職場にいたらきっと名前つけて可愛がってただろうなぁ。名前はもちろんドナちゃん。

初めてヤギの解体に立ち会う

解体シーンから見させてもらいました。同僚のフランクリンが、職場の目の前で神へ深い祈りを捧げたあとに執行。

 

こういうのに見慣れてない私は、直視できず。゚(゚´Д`゚)゚。

 

そういえば、ケニアの孤児院でガチョウを絞めるのに立ち会ったときも直視出来なかったなぁ。ケニアの子供たちは目がハートになってたけど。

 

そのときのナイフの切れ味が、子供用の怪我しない包丁かよ!って悲しくなるほど切れなくて、時間かかってたな。

 

でも今回は一発でした。

 

それでも、端っこの草むらに隠れながら両手で顔を覆い隠し、「ヒィッ」とか時々声を漏らしながら、うすら目で解体現場に参加。゚(゚´Д`゚)゚。

 

ヤギ肉が食べたくてワクワクが止まらない同僚たち(仕事しようよ!)と、おこぼれが欲しい野犬たちがぞろぞろと群がる、そんなガーナの昼下がり。

あぁ、お肉を食べるってこういうことなんだ

動物のお命頂戴していただくってことが日常的なアフリカ。私の任地でも、解体されてる牛や豚、鶏が毎日道端で見れる。

 

ハエがブンブン飛んでて、暑~~い外での野外販売。ビックリするような衛生環境だけど、みんなそこでお肉を買ってく。

 

(行きつけの牛肉やさん)

 

日本みたいに、キレイにカットされてパックされてて、精肉コーナーに整列されてるのとは違う。

 

こういう現場を見ずして食べさせてもらってるけど、お肉を食べるってこういうことなんだよなぁ、と改めて考えさせられました。

初めてのヤギ肉の味はいかに?!

解体から、1時間後―――。

 

職場の掃除のおねぇちゃんたちがヤギのライトスープを作ってくれました!

(黒いのはヤギの皮。毛がボーボー!)

 

緊張しながらの、ファーストバイト!

 

 

・・・。

 

 

・・・ん!?

 

 

んんんん~~~~!!!

 

 

美味しいっっっ!!!!!

 

 

ちょっと羊のお肉のようなクセはあるけど、すごく美味しい!!!意外と柔らかい!!!

 

 

内臓も余すことなくすべて煮込んで、みんなでワイワイと会食♪

(これは胃と腸のぐるぐる巻き。みんなの大好物!)

 

 
 

ここでふと疑問が。

 

 

日本では食べられていないのかなー?なんで羊肉は食べるのに、ヤギ肉は食べないんだろう??

 

 
 

疑問に思った私は、ヤギ肉について調べてみました。すると、3つの意外な事実が!

 

 

ヤギ肉の3つの意外な真実

1、ヤギ肉は、低脂肪でヘルシー!かつ、高タンパクで亜鉛&鉄が豊富なスーパーミート。2、日本では沖縄で「ヤギ汁」が今でも食べられている。ヒージャーグスイ(山羊料理は栄養価が高く薬となる)と言われ、昔から栄養補給源として重宝されている。3、ヤギ肉、ヤギの乳どちらも栄養豊富なのにもかかわらず、雑草さえあれば勝手に育つというコストパフォーマンス最強の家畜。

 

ヤギって、凄い!!!

 

マトンが好きな私には、ヤギ肉完全にアリでした!

 

ありがとう!ドナちゃん。

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ