ガーナの乳幼児健診は大きなマンゴーの木の下で♪ | つむぐつなぐミライ

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世界放浪35ヵ国のち青年海外協力隊/平成28年度2次隊・保健師/2016年9月~ガーナの僻地で母子保健活動中!

イェ アンソマー!(現地語のダガレ語で、みなさんこんにちは!)ひとみんです♪

 

乳幼児健診はマンゴーの木の下で

先週末まで乳幼児健診に合わせて、EPI(予防接種拡大計画)の一掃活動に参加してきました!

 

なんと毎朝6時出勤。まだまだ朝日が昇る前からの出勤。日本よりも早い。なかなかハードでした!

 

回ったコミュニティ全部で100カ所以上!

赤はCWC(乳幼児健診会場)

黄はCHPS compound(村の保健施設)

緑はHealth centre(診療所)

青はHospital/Clinic(病院/クリニック)

 

 

 まだまだ各地域のことをしっかり把握してないけれど、集落から診療所がものすごく遠い所も多いなと感じました。

 

炎天下のなか小さな子ども連れながら、一時間以上かけて診療所に歩いて来ても、診療所では大した治療が出来るわけじゃない。医療アクセスが悪いからこそ病気にならないための予防ってすごく大切。

 

 

毎日何時間もコミュニティ間を移動したので帰る頃にはアフリカの赤土で顔が赤色に。笑

( 長袖、長ズボン、帽子は必須!)

 

 
 

日本とは違い、市民の交通手段が(主に徒歩か自転車)限られているため、乳幼児健診や予防接種のサービスを提供すべく、CHO(Community Health Officer)がバイクに乗ってコミュニティを巡回します。

 

 

医療アクセスの悪いコミュニティにとって、月に1度の乳幼児健診や予防接種の機会はとても重要。

 

 

巡回では、車では到底いけないような道なき道や、崖や川を渡らないといけず、道中もまたまたハードでした!

 

 

(途中で、魚とりをしてる泥んこの子どもたちに遭遇!)

(ほとんどナマズ!笑)

泳いでコミュニティ巡回する可能性があるらしい(笑)

いまは乾季だけど、雨季になると川があちこちにできて増幅するため、時々渡れなくなることもあるそうです。

 

 

そんなときどうすると思いますか?

 
 

泳ぎます!!!笑

 

 
 

予防接種たちが濡れないようにしながら...過酷だ~!

 

平泳ぎなら出来るけど....2年間泳がずに済みますように(合掌)

 

乳幼児健診自体は本当に楽しかった!子どもたち可愛かった!

 

 

(子どもは裸でブラブラー)

 

 
 

色んなコミュニティで歓迎のダンスや歌を披露してくれました!

(軽快なステップからのジャンプ!)

CHOがてんてこ舞いすぎて、サービスの質が怪しい

CHOは、やらなきゃいけないことがいっぱい。

  1. 乳幼児健診

  2. 妊婦検診

  3. 予防接種

  4. 栄養状態アセスメント

  5. 集団指導

加えて、おおざっぱなので色んなアセスメント不良、発育曲線のプロットのずれ、予防接種の未接種者拾い出しの漏れがありそう。

 

要領の良さも気にしないので、のんびりゆっくり。もっとこうしたら?とか色々感じちゃいました。

 

なかには、大して仕事してないのに、「ひとみぃ~、疲れた~、お腹すいた~、眠い~、どうしよう~!」とかブーブー言ってるCHOも!あなたの仕事が終わるのをずっと待ってる市民が一番辛いわー!って、ちゃぶ台ひっくり返したくなりました(ノ`Д´)ノ

 

奇跡的に、7日間の中でたった1日だけ不満をあまり言わない日があったので、「 今日は仕事に前向きだね!そんなあなたと仕事ができて嬉しい♪」と、不満を言わないあなたが素敵アピール。伝わったかな。効きますように。

 

もちろん真面目で誠実な人もたくさんいるけれど、真面目じゃなくてちょっと傲慢な人もいる。彼らのモチベーションあげるにはどうすればいいんだろう?

 

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